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東方乖離譚 ─『The infinity Eden』─
episode1:親方!空から女の子(自分)が!
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から此処に居たんだ?
そんな旨を込めてゆかりんに少し尋ねてみる。
「あぁ、アレはびっくりしたわ。大抵の外の世界から来た人間って博麗神社に辿り着くんだけど、貴女ったら何処の場所にいきなり現れるとかじゃなくて、空から降ってくるんだもの」
…………!?
親方ぁッ!空から女の子がっ!!
自分だけどさ!
さとりんでも居たら「うるさい」とでも言われそうな大きさで内心叫ぶ。空から降ってきたってそれ何処のラ○ュタ!?私飛○石とか持ってないよ!?パ○ーとも会ってないよ!?
ってか何故だ。何故空から落ちてきた私。大体幻想入りのパターンって山奥に進んでいったら神社があって、鳥居を潜ってみたらいつの間にか幻想入り……が定石ってもんでしょうが!
ってか元を辿れば何故私が幻想郷に。現代入りした東方キャラに付いてきた訳でもなし、何か家計が幻想郷関連で特殊な訳でもなし。
そこら辺についてもゆかりんに詳しく……って、外から来た私が幻想郷知ってたらおかし……いや、ゆかりんが東方project知らない訳ないか。
「あの……どうして私は此処に……」
「それについては、まず謝らなければならないわ。ごめんなさいね、私のミスで結界の均衡が崩れ掛けていたの。貴女は恐らく、その結界の隙間に吸い込まれた形になるわね」
あぁ、結界の綻びに関する幻想入りも東方二次創作の定石の一つだ。そう言われれば違和感は無い。
……で、こういう時は大抵ゆかりんから特別支援があるのだが……ちらっ?
「これについては私のミス。結界の修復作業中に結界を通ると、結界の繋がりが脆くなってしまうの。だから、今すぐ貴女を送り返す事は出来ない。だから、せめてそれが可能になる時まで、貴女には無事でいて欲しいのよ」
保護宣言キタ━━━━━━━━!!
今なら罪袋の一員にも仲間入りしましょうとも!ゆかりんマジ女神様!スキマ!チート妖怪!天使!
「という訳で、貴女には最低限の護身術を身に付けてもらうわ。私の式神に教わって頂戴」
……へ?
護身術ってつまり、結界とかそこら辺の能力を身につけろと?
私人間ですぜ!?平凡な人間ですぜ!?そんな事言わずに助けてユッカリーン!
「あら?気付いて無かったの?」
「へ?」
「貴女の種族よ」
種族?それは妖怪とか人間とか、そういう種族だよね?私は当然人間オンリーなのだけど……
……へ?
ちょっ、まさか……えっ!?
「貴女、人間と神の混血よ」
まさかの半神人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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