月下に咲く薔薇 11.
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だ。
「ロックオン…」
「なぁクロウ。アイムの野郎は、何の実験をやってたんだろうな」
実験の内容そのものに話が及び、クロウは至って月並みな回答を思い浮かべる。
「まぁ、普通に考えれば、今の奴にはまだ出来ない事なんだろうよ」
「それって何だ? ショッピング・モールを選んだ理由ってのもわからねぇ」
「何だ、って訊かれても…」続く言葉が出てこない。
実験とやらの件については後手、バトルキャンプでは苦手な守りを固めなければならない。あらゆる手は尽くすとしても、全員の意識に昇ったのは、譲る訳にはいかない最低ラインの目標だ。
「せめて、再実験は阻止しないとな」
「ああ」クロウは、神妙に頷く。
今後の為の英気を養うべく、クロウはロックオンと共に食堂へと向かう。
トレミーとマクロスクォーターが帰還の途についたのは、その直後だった。
− 12.に続く −
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