番外 リオINフロニャルド編 その3
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のまま下降していくと大きな石造りのお城のバルコニーへと着地するコースだ。
隣を見ると同じように浮遊魔法で速度を軽減しつつ並走するアオお兄ちゃんとなのはお姉ちゃんがそのまま降りていく所を見るとあそこに降りろって事だね。
あたし達4人は着いていくようにバルコニーに降り立つ。
「ようこそお客様、フリーリア王国へ。お荷物はこちらへ」
着地すると、あたし達の荷物をさっと音も無く受け取り、運び込んでいくメイドさん達。
「え?ええ!?」
「あ、あの、これは?」
混乱するあたし達はかしずかれたメイドさんにビックリしてフリーズ。
あ、そう言えば今のお兄ちゃんって王子様なんだっけ?
だったらメイドさんくらい居る…のかな?
何とか混乱から立ち直るとアオお兄ちゃんに問い詰めた。
「ああ、異世界からの勇者召喚がどうやら思った以上に認知されちゃっててね、この世界で獣耳をしていない人間なんて居ない。必然的にリオ達を城に招くとなると、異世界人だというのはバレる。だから最初から彼女達には言っておいたのだが…どうやら我が国にも勇者が来ると勘違いしちゃったみたいだね」
戦と言う行事は興行のあと、映像媒体に記録されて市販されるんだって。
春のビスコッティの勇者の活躍はすばらしく、それを見た人たちにはその活躍を褒め称えているそうだ。
「ついでにリオ達が来た時の戦の映像も市販されているからな。リオ達を召喚ぶって言ったら彼女達の張り切りようと言ったら…この世界では人気者かもしれないよ?」
「「「「ええええええ!?」」」」
アオお兄ちゃんのその言葉には流石にビックリしてしまいました。
その後、応接室に通されるとフェイトお姉ちゃん達がそろっていた。
「久しぶりだねヴィヴィオ、リオ、コロナ、アインハルトも」
「はい、皆さんも」
フェイトお姉ちゃんの挨拶にあたしも挨拶で応える。
「ヴィヴィオ、久しぶり。会いたかったよ」
「あ、はい。わたしもです…シリカさん…」
うーん、なんかシリカさんてヴィヴィオに優しいよね?どうしてだろう。
「コロナもアインハルトもようこそ」
「あ、はい。お世話になります」
「あ、わたしもです。お世話になります」
ソラお姉ちゃんの言葉に返したコロナとアインハルトさん。
その後、ユカリさん、久遠ちゃんとかアルフさんと皆それぞれ挨拶を交わす。
「さて、遥々来て貰った所悪いが、今日は皆でビスコッティに呼ばれている。ミルヒオーレが是非お会いしたいそうだが、どうする?」
「そうなのですか?」
と、ヴィヴィオ。
「どうやらビスコッティ、ガレット両国での小規模の戦を開催するようだ。前回は紹介できなかった
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