戦闘校舎のフェニックス
フェニックス眷属対グレモリー眷属+兵藤一誠(2)
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るで華琳みたいだな。と考えていたら頬をかすめたので、イザベラの戦いに集中する事にした。
「ではそろそろ決めるぞ。人間よ」
ボクシングみたいに左右から拳が来るが、俺は紙一重に避けてはイザベラの頬の向ってストレートパンチしたが躱された。
「危ない危ない。結構やるな人間よ、お前の名を聞いてから葬ろうか」
「随分と余裕そうに見えるから言っとくが、俺の名は兵藤一誠だ」
名乗った瞬間に再開してから、俺はずっと腕を交差してクロスガードをしていた。最大の防御で、どんどん受けて食らい続けてたが俺は蹴りを一発入れてから一歩後退。そしたら『戦車』イザベラが笑みを見せた。
「正直侮っていたぞ。私の攻撃を受け続けても傷一つないとは、正直蹴りが入った時点で勝負は決まったと思ったが体力が凄まじいな」
「それはそうだろう。毎朝と夜に鍛錬しているんだ。体力については一番だと思っているからさ、そろそろこっちのギアを上がるとしようか」
その時ブゥン!と風を切る音が聞こえたので、木場の方を見たら木場の闇の剣が霧散していた。光喰剣(ホーリー・イレイザー)の刀身が闇に包まれた。光を食らう剣だが、カーラマインの攻撃で闇の刀身が一度消し飛ばされたみたいだ。
「残念だが、私に貴様の神器は通用しない」
カーラマインの剣は炎に包まれているから、どうやら炎の剣だな。あれで光喰剣がやられたらしいが、木場は臆した様子を見せず不敵な笑みを浮かべる。
「では僕もこう返そうかな。残念だね。僕の神器はこれで全てではないんだ」
「何?戯言を。グレモリー家の『騎士』よ、見苦しさは剣士としての本質を曇らせて・・・・」
「・・・・凍えよ」
木場がそう言うと刀身を無くした剣に何かが集まっていくが、冷気が辺りに漂っているようだ。少し寒気がしてきたが、木場の剣は凍っていく。氷が積み重なっていき、刀身を形作った。氷が割れる音と共に、木場の得物が氷の剣と化した。
「炎凍剣(フレイム・デリケート)・・・・この剣の前では、如何なる炎も消え失せる」
この場にいる俺以外の全員が驚愕の表情を浮かべていたが、当然だな。木場の神器は魔剣創造と書いてソード・バースと読むが、全属性の魔剣を創造可能だ。創造した剣の強度はオリジナルの魔剣に及ばないが、今の木場ならそれに劣らずに倒せるだろうな。奴は神器を複数所持者だと勘違いしているから、隙が生まれている。
「バ、バカな!神器を二つも有するというのか!?」
炎の剣を横薙ぎに放つカーラマインは、焦りで包まれていた。木場の剣に触れた途端、カーラマインの剣が冷えて固まっていき得物が折れた。しかし彼女は攻撃の手を休めないので、長剣を早々に捨てると腰に携えていた短剣を抜き放った。それを天にかざして叫ぶ。
「我ら誇り
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