戦闘校舎のフェニックス
フェニックス眷属対グレモリー眷属+兵藤一誠(2)
[2/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
守る事しか出来ない。
「一誠君、もしかして緊張しているのかい?」
「久しぶりの戦闘だから、緊張しているのさ。お前はどうなんだよ?」
木場の手を握ったら震えていた。木場は戦闘に関してはいいが、ゲームは初。震えるのは分かる。
「一誠君は戦闘は久しぶりって事もそうだと言うけど、僕も戦闘経験豊富だと思っているよ。レーティングゲームに参加するのは初めてだけど、悪魔同士の本気での戦い。一誠君は人間だけど、今回が特例だとしても本気だという事は変わらない。いずれ僕達は、否応無しに悪魔同士の競技に参加していくと思う。一誠君は、どうなるかは分からないけどこれがそのファーストゲーム。油断も隙も見せられないけど、これは部長の眷属悪魔として全てをぶつけ合う勝負何だと思うよ。お互い強くなろうよ一誠君」
「俺はレーティングゲームは出た事ないが、ゲストとして出場したがその時は全勝だった。だが安心しろ、俺がいる限りお前達を守ってやるよ。ただしライザー本人が出てきたら、俺は見守る事しか出来ない」
「それはあの時言っていた特別ルールですか?」
「ああ。俺が本気になるとこのフィールドごと滅ぶ可能性があるからな」
その時、勇んだ女性の大声が聞こえてくる。
「私はライザー様に仕える『騎士』カーラマイン!こそこそと腹の探り合いをするのも飽きた。リアス・グレモリーの『騎士』よ、いざ尋常に剣を交えようではないか!」
野球部のグラウンド。その中心で甲冑を装備した女性が堂々と立っている。何つー豪胆な女性騎士だ!陰から狙い撃ちされても文句言えん。
「名乗られてしまったら『騎士』として、剣士として隠れている訳にもいかないか」
そう呟くと、用具小屋から出て行ってしまったのでしょうがないから、俺達も木場のあとを追って真正面から出て行く。
「僕はリアス・グレモリー様の眷属、『騎士』木場祐斗」
「同じく私は『女王』姫島朱乃」
「・・・・私は『戦車』塔上小猫」
「俺の名前は兵藤一誠。この中で唯一の人間だ」
女騎士は、それを聞き嬉しそうに口の端を吊り上げた。
「リアス・グレモリーの眷属悪魔に、お前達のような戦士がいた事を嬉しく思うぞ。堂々と真正面から出てくるなど、正気の沙汰ではないからな。それより一つ聞きたいが『女王』を倒したのは誰だ?この私が相手になってやる」
「それなら俺が倒したぞ」
「嘘をつけ。ただの人間が、我らの『女王』を倒せるはずがない!嘘をついたお前から切り刻んでやろう」
おいおい、本当の事何だけど。面倒だから木場にやらせるか。
「木場、アイツはお前がやれ。俺はそこの仮面女である『戦車』をやるよ」
「ああいいよ。そこの『戦車』は任せたよ」
仮面女は、格闘系だったから俺は近接
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ