24話
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のプライドが許さないが、今回だけは特別だぞ」
「まあまあ、そう言うなよ。一夏は箒に頼るしかないんだしさ」
と言葉は少し尖っているが、箒の口調は少し、いや、結構浮ついているな。心配だし一夏に言っとくか。
「一夏、箒のことなんだが」
「ああ、泰人もか。わかってるよ。何かあったらフォローする」
「そうか」
と、プライベートチャネルで話しておく。
「織斑、篠ノ之、枢木、聞こえるか」
「はい」
「今回の作戦のかなめは一撃必殺だ。短時間での決着を心掛けろ」
と、その後に箒が質問をしていたがやっぱり浮ついていたようで俺と一夏に箒のことで話しかけていた。
と時間が迫っているので俺たちに合図がかかる。
「では、はじめ!」
「あれがそうか?」
「よし、行くぞ一夏!」
「お、おう!」
「・・・まあいいか」
敵ISは銀の福音と言うらしく、その名の通り全身が銀色で、なにより頭から生えている巨大な翼。それはスラスターと広範囲の射撃武器を融合させた武器らしい。迂闊に近づくのは危険だな。
「あと10秒で目標に接触!」
「よし!行け一夏!」
福音に向かってそのまま斬りつける一夏。だが福音は知っていたらしくそのまま反転し避けてしまう。
「なにっ??このっ」
「一夏!箒。援護だ!」
「わかった!」
そのまま福音を取り囲むように交互に攻撃するが頭のスラスターでなかなか当たらない。そして一夏の零落白夜のタイムリミットが刻々と迫り、箒が言う。
「一夏!私が隙を作る!」
と福音に向かう箒。だが福音も全砲門を箒に向けていた。まるで一本の光線だったがなんとか箒は避けて隙を作ったので一夏に合図を送ろうとしたが一夏が急に真下に飛んで行くのでそっちを見ると、なんと光線の先に密漁船らしき船があったからだ。
「くそっ!退け!箒!」
「っ!なぜだせっかくのチャンスなのになぜあんな犯罪者などをかばって。・・・そんなやつらはー」
「箒!。そんな、そんな寂しいこと言うなよ。力を手にしたら、弱いやつのことが見えなくなるなんて、どうしたんだよ。箒。
らしくない。全然らしくないぜ。箒」
「わ、私、は・・・」
と箒のISが解けていく。マズい。エネルギー切れか!
「くそっ。<時止め>!」
とそのまま能力を使用。そのまま箒の近くへ瞬間移動するがいきなりの使用のせいか、ズキン!と、頭が警告を上げる、と同時に能力
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