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ひねくれ騎士(ナイト)の|生存報告《ライブレポート》
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なら当然」
「生徒会?風紀委員じゃないんですか?」
聞いてみる。
「それはお姉、私は生徒会書記。玉依 咲夜。」
目は澄んだ藍色、黒い髪を後ろでひとつにまとめている。胸が大きく体つきも魅力的だ。しかし、彼女から出るミステリアスな雰囲気が沈黙を作っている。
「あなたは?」
「俺ですか。俺は、二車......奏真です。」
なんとか立ってはみたがやはり疲労感が襲い再び倒れる。今度は意識まで遠のいていく。目の前の危機が去ったことで安堵の気持ちが大きくなっだからだろう。
「ムニュ」
顔に何か柔らかいものが当たった気がした。
目が覚めた。そこは病院などで見かける天井によく似ていた。
「目が覚めましたか?」
声のする方に顔をむけると生徒会長久永真白が座っていた。
「生徒、会長?」
「はい。気分はどうですか?」
「まだ、少しふらふらしますけど大丈夫です」
「申し訳ありません。あなたのような入学して間もない生徒にあんな無理をさせてしまい。」
真白が頭をさげる。
「い、いえ、謝らないでください。ただ無我夢中で、せっかく助けてもらったのに助けられないなんて嫌でしたから」
思ったままを言う。そう言うと真白は優しく微笑み問いかける。
「そうですか。質問です二車君。」
俺の目まっすぐ見る。
「なんでしょうか?」
「救いを求める手があるならどうしますか。」
突然だった。だが、自分にキーパーとしての責任感、または、正義感というものが存在するなら救うのが当たり前なのだろう。でも俺は自分が助かる道を考える。それが自分だと認識している。しかし、今回の事件で俺は人を救うために全力を尽くした。この人間性は変えることはできないのだろう。いくら自分の助かる道を思考しても結局は身体が動いてしまうどうしようもないくらいお人好しなのだ。だから、俺はあえてこう答えるどこまでも正直になれない自分の心に従って。
「自分の手で救えるものなんてたかが知れてます。そんな俺より会長のような人に救われた方が周りもその人も喜ぶはずです。だから、きっと俺が救うなんてことはしないでしょう。」
真白が俺の目を見続ける、そして何かを悟ったように微笑んだ。
「あなたはとても素直じゃないですね」
「自分の意思に従っているので充分素直だと思います。」
俺も笑う。
「分かりました。そんなあなただからこそ直接守護者について教えなければいけません。これも生徒会長の義務でしょう。二車 奏真君、あなたを生徒庶務に任命します。」
「え、どうして今の質問からそんなことになるんですか?俺は守護者に向いてないんですよ」
慌てて訂正を申し立てるが
「異論は認めません。私たちがあなたを一人前にしてあげます。もう決定したので従ってもらいます。」
そう言うと真白は
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