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ホウエン地方LOVEな俺がゲームの中に吸い込まれちゃった
フレア団は痛い子
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……あ、あれ?」
……ミロカロスが言うこと聞いてくれない!なんで!?
「ミロッ、ミロカー(はあ、相変わらず結論を急ぐ性格だな。もうちょっと話を聞く癖を付けたらどうだ)」
なんて言ってるかわかんないけど確実に呆れられてるよ!そんな顔してるもの!『ふん!こいつは!』って鼻で笑ったよ!
「ニャオニクス、ユウキにねこだまし」
「え!!トレーナーに攻撃してどうするっ!……うおあ!」
ポケモンのねこだましでびっくりして尻餅をつき、自分のポケモンに拘束されるというなんともレアな体験をした俺だったが……
……これはあとで聞いた話。
二人は前々からフレア団に絡まれる事があり、迷惑をかけるあいつらを許せない!と旅先のあちこちで戦っているんだそうだ。
とどのつまり、二人がフレア団だという考えは完全に俺の早とちりで、本当は一足先に乗りこんでいただけのことだったのだ。
***
「すんません。反省しました。ごめんなさい」
場所は同じくカロス発電所。セレナとカルムに謝り、俺はミロカロスに適当な場所にあった個室に連れていかれた。
で、俺は今。俺の手持ち6体
全員に
(
・・・
)
囲まれている。
「いや、まじで。本当に。俺の早合点。早とちり。……全面的に俺が悪かったんだって!」
謝罪の言葉を述べる。だが俺のポケモン達は話し込んだまま動かない。取り敢えず硬直したまま動かない俺。
「ミロー。ミロッ。ミロカッ(君のことは許そう。いつものことだからね。でも一つだけ。君はある日を堺に何か……
変わった
(
・・・・
)
ね。それを教えて欲しい)」
う、うーむ。何を言っているのかサッパリだ。
するとポケナビに文字が表示された。きっとそんな様子を見兼ねたアイツがやってくれたのだろう。
しかしそれを見て俺は驚き半分、やっぱりかという気持ちが半分の感想を抱いた。
やはり自分のポケモンには俺が前と変わっているということを言っておかないければならない。いくら元は俺が現実でエメラルドを操作していた続きの世界だったと(仮定)しても、きっと俺は本当のご主人と性格も言動も果てはポケモンの呼び方だって違うかもしれない。
……そう思っていた。
だが俺のポケモン達の返答は意外なものだった。
【ソレハ違ウ。君ノ中身ハチ違ッテモ、全テ同ジナンダ。性格モ言動モ私達ノ呼ビ方モ】
「そ、それは……どういう」
【ツマリ君ハ、前カラ何モ変ワッテハイナイ。私達ガ従ッテキタノハ、中身ガ違ッテモ君自身ナンダ】
……なんと。
俺は前から変わっていない。てことはやはり、俺が『
ユウキ
(
オレ
)
』になったのは、エメラルドで操作したそのま
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