第三十二話 加藤中尉!作者は折り鶴を折れない!!その十八
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からな」
作者も書き忘れていた。
「じゃあな、よく見ろ」
「今から勝った時のポーズをするぜ」
こう言ってだ、二人は瞬時にして白波立つ岸壁の上にそれぞれ腕を組んで立った。尚智は前を、尚武は左を向いていて。
そしてだ、今回も高らかに言った。
「正義は勝つ!」
こう言ってだ、そして。
二人はあらためてハングオンに乗った、しかしその車に。
「舞鶴に二度と来るな!」
「ガチで海に落ちろ!」
「そこで機雷に触れて爆発してろ!」
「それで死ね!」
ちなみにもう舞鶴の海にも機雷は残っていない。
しかし二人はそんな観衆と舞鶴の人達にだ、運転しつつ車窓から身を乗り出してまたしても中指を突き立てて言い返した。
「精々言ってろ!」
「また来てやるからな!」
作者が戦いの舞台にする場所を見付けたらだ。
「そして肉じゃが食ってやる!」
「カレーだってな!」
「誰が食わせるか!」
「百万円出しても食わすか!」
舞鶴の人達も観衆も負けていない。それで。
彼等の車に投石をはじめた、二人は今回も石の雨の中戦場を後にした。ニコニコ動画での実況は最後の最後まで彼等への罵倒で満ちていた。
しかし日帝衆との戦いは続く、打ち切りになるまで戦えジャスティスカイザー、負けるなジャスティスカイザー!
第三十二話 完
2015・6・1
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