戦闘校舎のフェニックス
フェニックス眷属対グレモリー眷属+兵藤一誠(1)
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読んでいたが手にはオープンフィンガーグローブを装着済み。
「皆さん、準備はお済になられましたか?開始十分前です」
「一誠がまだなのだけど」
「一誠様でしたら、私の後ろにおりますよお嬢様」
俺が手を挙げたらリアスは納得したのか、顔は真剣になっていた。
「一誠、今までどこ行ってたの?貴方が来ないから心配してたわ」
「悪い悪い。さっきまでサーゼクスの所にいた。俺の友人を連れてな」
「開始時間になりましたら、ここの魔法陣から戦闘フィールドへ転送されます。場所は異空間に作られた戦闘用の世界。そこではどんなに派手な事をしても構いませんし、使い捨ての空間なので思う存分にどうぞ」
グレイフィアの説明で今一ピンと来ないアーシアがいたから、行ってみると分かると言った。あっそういえば気になった事があったのでリアスに問うた。
「リアスちょいと聞いていいか?」
「何かしら?」
「リアスには、もう一人の『僧侶』がいるはずだがそいつはどうした?」
俺の質問を受けると、アーシア以外様子が可笑しかった。まるで腫物に触れてしまったような感じがしたし、空気が変わったが俺は気にしないように再度問うたが、皆は口を閉ざしたままだった。
「残念だけど、もう一人の『僧侶』は参加できないわ。いずれその事についても、話す時がくるでしょうね」
リアスは俺に目線を合わさないで言った。重たい空気の中、グレイフィアが口を開く。
「今回の『レーティングゲーム』は、両家の皆様も他の場所から中継でフィールドでの戦闘をご覧になられます。更に魔王ルシファー様も今回の一戦を拝見されておりますが、一誠様がお連れになった友人も拝見されてますのでそれをお忘れなきように」
「お兄様が?・・・・そう、お兄様が直接見られるのね。あと一誠が連れてきた友人というのが気になるけど、誰なのグレイフィア?」
そういえばまだ紹介されてなかったな。俺はグレイフィアに言って紹介した。
「俺が連れてきた友人はだな、天使長ミカエルと堕天使総督アザゼルだ」
『え?えええええええええええええええええええええええええええええ!』
皆は驚愕したが、それはそうだろう。敵の天使と堕天使を連れてきたという事を。
「いっ一誠、大丈夫なの」
「ああ、ちゃんと釘を刺しといたから問題はないはずだ」
と皆は驚愕したままだったがグレイフィアが発言した。それとさらりと言ったが、サーゼクスに関しては既に知っているのでスルーだ。天使・悪魔・堕天使の三すくみの中で、一番力を持っているのは悪魔である。
「そろそろ時間です。皆様、魔法陣の方へ」
グレイフィアに促されて、俺達は魔法陣へ集結する。
「なお一度あちらへ移動しますと終了するまで、魔法陣
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