戦闘校舎のフェニックス
種無し焼き鳥野郎(フェニックス)とのご対談
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「部長のお悩みか。多分、グレモリー家に関わる事じゃないかな」
放課後になって俺とアーシアは、部室に行こうとしたら木場もいたのでリアスの悩みについて聞いてみたらそう返答してきた。昨日グレイフィアが来たぐらいだし、グレモリー家関連だと俺も思った。木場に聞いても余り詳しくは知らないようだ。
「朱乃なら知っているかもしれないな?」
俺の問いに木場も頷いたが、グレモリー家関連だと朱乃に聞くかサーゼクスに直接聞くのが妥当だろうな。と思いながら話し続けていた。
「朱乃さんは部長の懐刀だから、何か知ってると思うけど・・・・」
旧校舎へ向かおうとした直後、俺は歩みを止めた。後ろを振り返る木場は気付いてない様子だ。
『行かないのかい?』
そう質問してきたので、まだまだ遠距離まで気配は感じていない様子だ。
「どうやら部室に、お客が来てるようだぜ木場」
「え?お客さん?そんなの僕には感じないけど」
「扉前に行くと分かるかもよ」
歩を進めて、旧校舎の3階に行き扉を開けようとしたら木場がやっと気付いたようだった。
「確かにいるね。僕がここで気配を気づくなんて、一誠君はどこで気づいたんだい?」
それは中に入ってからのお楽しみと言って、入室すると室内には機嫌の悪い面持ちのリアスに朱乃はいつも通りの雰囲気かと思ったら冷たいオーラが出ていた。何故かグレイフィアがいたが、小猫ちゃんは部屋の隅で静かに椅子に座っていた。
出来るだけ部屋にいる者達と関わりたくない、という空気になっていた。木場もアーシアも気圧されて不安げな表情となるし、木場は参ったような顔をしていた。会話のない張り詰めた空気が室内を支配していたが、俺は何ともないかのようにしてグレイフィアに聞いた口で話す。
「ようグレイフィア。どうした?こんな冷たい空気になっているようだが・・・・」
「ごきげんよう一誠様。真に申し訳ないのですが、しばらく私達の話を聞いてほしいのですがよろしいでしょうか?」
「それはグレモリー家内の関連事か?俺は退室なのか、それとも余程重要な話なのか?」
グレイフィアは、肯定を意味して無言で頷く。アーシアもこの空気に気圧されたのか、不安げな表情で俺の制服の袖口を掴んでいたので頭を撫でてやった。リアスが、メンバーの一人一人を確認したら口を開いた。
「全員揃ったわね。では部活をする前に少し話があるの」
「お嬢様、私がお話ししましょうか?」
リアスはグレイフィアの申し出をいらないと手を振った。
「実はね・・・・」
リアスが口を開こうとした瞬間魔法陣が光りだしたが、この魔法陣は俺は知っているし知り合いの者関係か?魔法陣はフェニックスだったが、何かが出現して炎全体に広がったので、俺は魔法陣に向け
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