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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
相も変わらず一方的
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の指示通りカンダタが宝箱を開けていたら!?」
「その時はカンダタが装備すれば良いんだよ…でも、カンダタは開けなかった!ビビって開けられなかったんだ!格好悪〜い!…そんな奴に、そんな格好いい剣は似合わない!お前には、その『バトルアックス』が似合ってる」
あのね…ワザとらしく口を手でかくし“プププッ”って感じで笑いながら喋るのよ。
ムカつくわよね?
「そ、そんな一方的な!」
「いやアルル…良いんだ。旦那の言う事は事実だ!俺はビビって開けられなかった…その剣は勇者のアルルに似合ってると思うぜ!」
多分アルルさんは心底ムカついたんだと思う…
でもカンダタが大人しく従っちゃったから………
「カンダタ…」
「それに俺は剣を振り回すのは似合わない…斧をぶん回してる方がお似合いさ!」
「じゃぁ…斧系の強力な武器を見つけたら…」
「あぁ、そん時は誰にも譲らねぇ!例えビビって宝箱を開けられなくてもな!」
「ふふふ…分かったわ、その時はカンダタに譲ります」
やっぱりお父さんって凄い。
リーダーとしての資質に欠けるアルルさんを、立派なリーダーへと押し上げてるんだもの…
お兄ちゃんもアルルさんも、その事に気付いてるのかしら?
「ほら、丸く収まったよ」
でも…私が深読みしすぎかと思う様な台詞を言うのは止めてもらいたい。
お兄ちゃんなんかは殺しそうな勢いで睨んでるわよ。
「どうしようマリーさん…僕、息子に睨まれてますよぉ!」
「大丈夫よお父さん。娘は全員がお父さんの味方ですから!」
全員ってのは言い過ぎかしら?
フレイはファザコンではなさそうだったし…
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