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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico36天空城レンアオム〜Land of a Decisive Battle〜
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、どれだけの人数が、これから私たちに対してどうするか、そういう情報を教えてくれた。
「すごいね・・・」
「うん」
フェイトちゃんの驚きに同意する私。テレジアさんのスキル・広域捜索っていうのは、半径5km圏内に居る悪い思考を持つ人の考えてる事を読み取るいうもので、奇襲などの突発的な状況変化を前以て察知できるとのこと。そして、「侵入者を発見!」神器じゃなくてデバイス持ちのリンドヴルム兵が十数人とあらゆる路地から飛び出して来た。
「ただの魔導師ね。1人だけ残して、他は拘置所送りにしましょうか。みんな、バインドを!」
ガアプ一佐の指示に従って、バインド魔法が出来る魔導師全員でリンドヴルム兵を拘束してくと、「参ります!」クララさんがバインドから逃れようともがく兵たちにちょんっと両手で触れてく。するとクララさんに触られた兵たちが一瞬で消えた。クララさんのスキルは強制転送。手で触れた物を、知ってる座標に転送させることが出来るっていうものらしくて、今の兵たちは管理局が運営する数多くの拘置所(武装隊が待ち構えてる)へと飛ばされた。
「ガアプ課長。よろしくお願いします」
「ええ」
唯一強制転送から助かった兵が1人。すずかちゃんのリングバインドで拘束されたその兵にガアプ一佐が駆け足で近寄って、「時空管理局・特別技能捜査課課長、クー・ガアプ一等陸佐です」ジッとその兵と目を合わせて所属、それに名前を告げた。
「どうやってこの世界に!? この世界は未だに管理局の調査が行われていないのに・・・!」
「企業秘密です。では、答えてください。神器を持つ本隊、神器やロストロギアがしまわれている場所、リンドヴルム首領や拉致したケリオンの居所、兵の配置・・・、あぁ、あと、この浮遊島の地図を持っているならください」
「ふざけ――・・・はい。これがマップデータです。本隊やボスはここ、レンアオムの中央の位置する本城に居るはずです。これから転移門を開くと言っていたので」
「レンアオムとは、この浮遊島の名称ですか?」
「そうです。天空城レンアオムは、上層部には多数の城と塔、下層部には次元航行艦を4隻、ロストロギア艦を3隻と格納されているドックがあります。神器やロストロギアの格納庫はこの4つの城内にあります。兵の配置は・・・こうです。ケリオンというのは判りません」
普通なら黙秘するんだろうけど、その兵はスラスラと話してくれた。ガアプ一佐のスキル・強制聴取は、相手と目を3秒間合わせることが発動条件で、一度発動すると相手から嘘偽りのない話を引き出せることが出来るようになる。重大事件の被疑者への取り調べはガアプ一佐が選任してるって聴いた。
「情報は引き出せました。クララ、お願い」
「了解です! さぁ、楽しい拘置所生活が待っ
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