戦闘校舎のフェニックス
人間界本家訪問(昼と夜)
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した。
「本当にいいのかこの俺で」
「ええ祐斗はダメよ。彼は根っからのナイトだから、絶対に拒否するわ。だからこそ、一誠しかいないのよ。それに既成事実が出来てしまえば文句も無いはず、身近でそれが私と出来るのは貴方しかいないわ」
どうやら確定らしいので、ブラジャーのホックを外して胸を揉んだ。リアスは感じていたのか、息が漏れていた。
「一誠は初めてよね?それとも経験あるのかしら」
「初めてではないぞ。経験者であるが、何しろ何十人の女と抱いた経験がある」
キスをしようとしたら、別の魔法陣反応があったので俺の部屋に通した。そしたらリアスは言った。
「・・・・一足遅かったわね・・・・」
床の魔法陣を見ると、魔法陣の紋様はグレモリー眷属の物だった。はて?この時間に来る者でリアス以外だとすると、もしかしてと思い魔法陣から現れたのはグレイフィアだった。グレイフィアは俺達を見ると静かにこう言った。
「こんな事をして、破談へ持ち込もうという訳ですか?」
グレイフィアはそう静かに言ったら、リアスは眉を吊り上げた。
「こんな事でもしないと、お父様もお兄様も私の意見を聞いてくれないでしょ?」
「いくら一誠様でも、このような事をしていたのが知れると旦那様やサーゼクス様が悲しまれますよ」
グレイフィアの言葉を聞いたリアスは、一気に不機嫌な顔をしていたが不機嫌なのは俺の方だ。
「私の貞操は私の物よ。私が認めた相手に捧げて、何が悪いのかしら?それに一誠はやる気満々だったわよ」
俺の事をジッと見たリアスだったが、グレイフィアはため息を出した。俺としてはやる気満々だったが、止められるとやる気を失せるように着替え直した。
「悪いなグレイフィア、リアスの我が儘とはいえ。な・・・・」
「他の男ならまだしも、貴方なら別によかったのですが。何はともあれ、貴女はグレモリー家の次期当主なのですから、無闇に殿方へ肌を晒すのはお止め下さい。ただでさえ事の前なのですから」
とグレイフィアは、嘆息しながら床に脱ぎっぱなしの上着や下着を拾ってから着させる。
「グレイフィア、貴女がここへ来たのは貴女の意志?家の総意?・・・・それともお兄様のご意志かしら?」
半眼で口をへの字にしたリアス。何か年相応の女の子っぽい反応だったが、グレイフィアはこう言った。
「全部です」
だとよ。即答で言ったらリアスは諦めたような感じだった。
「そう。兄の『女王』である貴女が、直々人間界に来るのだから。分かったわ」
リアスは、脱ぎっぱなしの服を手にかけた。袖に腕を通していき、俺はグレイフィアの後ろに隠れていたが、グレイフィアの合図で着替え終わったようだ。
「ごめんなさい一誠。さっきまでの事はなかった
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