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SAO〜裏と 表と 猟犬と 鼠
第6話 1年後
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徊しているので…調査を…。俺これらなら昨日情報持って帰ってきたろ?」

「それなんですが…。どうも奇妙な事が起きてまして…。」

奇妙な?なんだ?キリトとアリーがとうとうくっ付いたか。っなんて馬鹿な事考えてる場合じゃない事になり始めたな…。

俺は答えを聞く前に、ギルドのメンバー表を確認する。

「連絡不能…が5人…。商人パーティーの連中だな…。」

「そうなんです…。一人だけ帰還者がいたんですが…何故かギルドから脱退しておりまして…。」

「そいつか…。OK。ありがとう。少し、連中を呼び出して意見を仰ぐ。これは恐らく、俺一人じゃ解決出来んからな。」

何せ、規模も、能力も、頭脳も、他の連中とは比べものにならん…。

おかしい…。何故うちの連中を…大抵の奴らは報復を恐れてあまり手を出してこない…。実際被害が出たのも10層が最後だった…。何故に今…まさか…。

「俺もしかしたらヘマしたか…」

「どうかされましたか?」

いや…何でもない…。

メニューを呼び出し各地に散りじりになっている初期メンバーにメッセージを送る。


《from oomine

緊急幹部会を開く。至急本部へ来い。》




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