暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第19話 食事会
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着替えてくるからそのへん適当に座ってて。じゃあ、行こう、サキちゃん」

「はーい」

アスナはサラリと答えるとサキを連れてリビングの奥にあるドアに消えて行った。
キリトは何か考えながらソファにとざっと沈み込む。

「武装解除したらどうだ?」

俺は武装を解除しながらキリトに言いソファに座る。

「あ、あぁ、そうだな」

キリトが武装を解除し、ついでに《ラグー・ラビットの肉》をオブジェクト化させテーブルに置く。
置くと同時に部屋着に着替えたアスナ達が部屋の奥から現れた。
俺はサキのホームで何度も部屋着を見ているから平気だがそういう経験のないキリトはアスナ達を目線を逸らしながらもチラチラと見ていた。

「変態みたいだぞ、キリト」

「な……」

そう言われるとキリトはアスナ達から目を離す。
アスナ達は何のことかわからず首をかしげてキリトを見る。
しかしアスナはテーブルに置かれてある《ラグー・ラビットの肉》を見ると目の色を変えて駆け寄ってそれを手に取る。

「これが伝説のS級食材かー。で、どんな料理にする?」

「シェ、シェフのお任せコースで」

「なら、シチューでいいんじゃないか?」

「そうね、煮込み(ラグー)て言うくらいだからね」

そう言うとアスナは隣の部屋のキッチンに向かう。
俺もキッチンへ向かおうとするとサキに止められた。

「今回は私が料理するからカゲヤ君は待ってて」

「わかった。じゃあ、任せた」

そう言って食材(ラグー・ラビットの肉だが)をサキに渡す。

「任されました」

サキは笑顔で受け取るとアスナのいるキッチンへ向かった。
俺はソファに向かおうと振り向くとキリトから変な目で見られてることに気付いた。

「お前料理スキルの熟練度どのくらいなんだ?」

「既に《完全習得(コンプリート)》しているが?」

「ま、まじか…」

こいつ今アホとか思っているんだろうな…

そんなことを思いながらソファに座りながらキリトに言う。

「自分で作れば昼食を食べに街に戻る時間を省けるからな。それに、食材さえあれば5分も掛からずに作れるから買いに行く必要もないしな」

「な、なるほど。その発想はなかった…」

キリトはしまったという顔をしてソファに座る。
それから5分程度キリトと雑談しているとアスナとサキが戻ってきて、豪華な食卓が整えらた。
アスナとキリト、サキと俺が向かい合わせで席に座る。
俺たちはいただきますを言うのももどかしくスプーンを取りシチューを食べ始めた。
全員、一言も発することなく黙々とシチューを味わった。
やがて綺麗に食べ尽くされた皿と鍋を前にアスナは深く長いため息を吐いた。

「ああ……今まで頑張って生
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