想いが交差する夜
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ろナツ!!」
周りなど見えていないのかナツさんは周りの人にぶつかりながらゴロゴロと転がって来る。しかもこっちに向かって。
ドカッ
「ぶほーっ!!」
「うぎゃ!!」
「きゃーー!!」
「どひゃっ!!」
ナツさんは止まることが出来ずに眠っていたガジルさんや俺とウェンディのテーブルに突っ込んできて、俺たちは避けることが出来なくて飛ばされる。
俺やウェンディ、シャルルとセシリーは横に押し出されるように飛ばされたが、ナツさんはガジルさんに頭突きをした形になっており、2人は壁に激突していた。
「何すんだてめぇ!!」
「危ないじゃないですかナツさん!!」
ガジルさんはナツさんの胸ぐらを掴み、俺はウェンディに上から乗っかられている状態で叫ぶ。
「うぷっ・・・お前らもやるか?」
「酔ってまでやるか!!」
「今ので乗り物酔いですか!?」
顔を青くし、口元を押さえるナツさん。まさかサーフィンでも乗り物酔いしてしまうのか?厳しいなぁ、真の滅竜魔導士って奴は・・・
「おし!!俺がやる!!」
すると今度はグレイさんが酒樽サーフィンをやり始める。
「グレイ様!!がんばって!!」
グレイさんを応援するジュビアさん。バランスをうまく取り得意気なグレイさんだかやはりナツさん同様止まることができずに、
「ぐはっ!!」
お店の壁へと突っ込んでしまう。なぜかさっきまで着ていたはずの服が全て脱げており、パンツ一丁になってしまっているが。
「どうなってんだお前の服!?」
何をどうやれば壁にぶつかって服が脱げるのかよくわからない。でもほぼ裸のグレイさんを見てジュビアさんはやっぱり嬉しそうに目をハートにしてたりする。
「ならば!!」
エルザさんがそんなグレイさんを見て何を思ったのか、酒樽の上に乗せられたメニューの看板に飛び乗る。
「次は私がやろう!!」
「だから危ねぇっての!!」
「誰かやめさせろ!!」
ジェットさんとドロイさんがさっきのナツさんの時のように大慌てで避けている。というかエルザさんは大丈夫なのだろうか?エルザさんの服装は白のワイシャツに黒のミニスカート・・・そう、スカートなのである。あれで壁にぶつかったら色々と問題になりそうな気がするんだが・・・
「ナツさんたち、楽しそうだね!!」
「それはいいんだけどさぁ・・・」
ウェンディは酒樽サーフィンを楽しんでいる妖精の尻尾最強チームを見て嬉しそうにしている。だけど・・・
「そろそろ退いてもらっていいかな?お尻が・・・」
「え?・・・ハッ!!」
ウェンディはうつ伏せに地面に倒れている俺の上に腰かける形で落ちてきたのだが、背中からウェンディのお尻
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