暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
想いが交差する夜
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だからこそ引き分けだったんだよ〜!!」

そんなウェンディを励ますようにシャルルとセシリーがそう言う。

「皆、驚いていたぞ」
「うん!!すごかったよ!!ウェンディ」

リーダスさんの絵のモデルになって剣を掲げているリリーとレビィさんがそう言う。ちなみにガジルさんはイビキをかいて眠っているので話に交じってきません。

「そうだよウェンディ。仲間のために頑張ったんだもん!!今日はウェンディが一番輝いてたよ!!」
「そ・・・そうかな/////」

俺も今日のウェンディの戦いを見ての感想を述べるとウェンディはみんなに誉められ嬉しくなったのか、頬を赤くしながらモジモジする。やっぱりこういうところがウェンディはかわいいなぁ・・・

「それにしてもすごい回復力ね、エルザ」
「ウェンディとポーリュシカさんがいるからな。さっき、シリルにも治癒魔法をかけてもらったし」

ルーシィさんが椅子に足を組んで座っている包帯だらけのエルザさんを見てそう言い、エルザさんは目を閉じながらそう答える。

「シリルもケガ、もう大丈夫なの?」

ウェンディがしたから覗き込むように俺にそう言う。

「うん!!ウェンディたちのおかげでケガは完璧に治ったし、一眠りしたから全然問題ないよ!!」

今俺は包帯も全て外して万全な状態になっている。元々回復は人より早い方だったし、何よりウェンディとポーリュシカさんがケガを治すのがうまいからまったく体に痛みも違和感もない。なんなら今すぐ戦えるくらいまでになっている。

「その3人の力で回復しないエルフマンって・・・」
「情けないわねぇ・・・」

笑顔のミラさんと頭を悩ませるように額に手を置いているリサーナさんがそう言う。2人のきょうだいであるエルフマンさんは昨日のバッカスさんとの戦いでいまだにドムス・フラウに入院中である。俺とウェンディもなんとかしようとはしたんだけど、さすがにダメージが大きすぎてなかなか回復しないんだよねぇ・・・

「あれ?そういえばエバーグリーンさんがいないような・・・」
「そういえば見てないね」

俺とウェンディは辺りを見回しながらそう言う。

「エバーグリーンならエルフマンの看病をしているみたいだぞ」
「「え!? 」」

エルザさんのまさかの発言に俺とウェンディは顔を見合わせる。天狼島の時から思ってたけど、あの2人ってやっぱり・・・

ゴロゴロゴロゴロ

俺たちが妄想していると何かが転がってくる音がする。

「酒樽サーフィンだぁ!!」
「あいさー!!」

音がする方を向くと、そこでは空になった酒樽を何個も置き、その上を店のオススメメニューの書いてある看板をサーフィンに見立てて遊んでいるナツさんとハッピーがいる。

「危ねぇ!!」
「やめ
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