旧校舎のディアボロス
いつもの放課後×シスターとの出会いからのはぐれ討伐
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グレモリー家のだった事に気付いた。
ケルディムがいた家にはなかった紋様だったが、戦争前にあったレーティングゲームでの転移時にグレモリーの紋様だった事を思い出した。魔力の発動も魔法陣を絡めたようなので、木場達の体にもこの魔法陣が大小各所に書き込まれているらしいな。
悪魔になると魔力コントロールからスタートの様だとか、まあ俺は最初から魔力放つ事が出来るし悪魔には効果抜群の聖剣も持っている。そんで小猫ちゃんと一緒に行ったが、なかなかのもんだったが今回はゲーム相手で呼んだらしく小猫ちゃんは意外なスキルを発動して全て勝利に終わった。せっかくだから、俺も加わってレースゲームをしたら俺が勝ってしまった事は内緒だ。
いつも通り放課後となったが、本来なら旧校舎へ向かうが今日はそのまま帰る事にした。途中送迎車で帰宅中だったが、窓から迷っているシスターがいたので止めてくれと言って降りた。荷物は車の中に置いてきたから問題ない。そんで転ぶ場所すらないのに転んでしまったのか、手を差し伸ばした。
「そこのシスター、大丈夫か?何か困り事か?」
「ああ、すみません。ありがとうございます。この近くに教会があるのですけど、ご存じですか?」
声からして俺らぐらいの年齢か?と思うくらいだったが、俺らではなく学園に通っている生徒ぐらいの歳の女の子な。風でシスターのヴェールが飛ぶが、風術でキャッチして掴んでヴェールの中で束ねられていたであろう金色の長髪が零れて、露わとなった。ストレートのブロンドが夕日に照らされて光っていたが、それを瞬間的に見てから地図を見ていた。
「どれ見せてみろ・・・・ふむ、ここからだと逆方向となっているな。せっかくだから送って行くよ」
「え・・・・ですがよろしいのでしょうか?迷惑だと思いますが・・・・」
「この出会いは縁だと思うし、駒王町を知らないのであれば地元の人間が知っている道で行った方がいいだろう?」
「そうですね。じゃあお願いします」
地図を見たら思いっきり逆方向だったので、車で案内する事になった。一度断ってきたが、ここから歩くのに時間が掛かると言った。運転手に地図を見せた後、カーナビで捜索したらすぐ出てきたので移動開始。
旅行鞄を車のトランクに入れてから車の中で軽く話した事だが、彼女の名前はアーシア・アルジェント。外国からこの日本に派遣されたらしいが、方向音痴なので逆方向に歩いてた所を俺が話しかけたという状況だ。
「ありがとうございます。車で移動なんて・・・・私とんでもなく音痴だったので」
「気にするな。俺の名は兵藤一誠というが、よろしくなアーシア」
話していたら目的地に着いたので、車はそこに止めておいて俺とアーシアは教会へ向かった。本来ならアーシアは日本語が上手く喋れないのだが、俺
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