23話
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現在、俺と一夏、箒は更衣室へ向かう途中で地面に突き刺さっているうさ耳を見て俺は質問したが一夏と箒は顔を逸らす。どうやらこれがなにか知っているらしい。
「おい、一夏。とりあえず抜いてくれよ」
「え、やだよ、それに箒、これってー」
「知らん。私に聞くな。関係ない」
「・・・とりあえず抜くぞ」
と勢いよく抜く一夏だが別に何てことはない。ただのうさ耳だったので盛大に転ぶ。が。
どこかからキイィィィィンとこっちに近づいてくるなにかが目の前にきたので俺は避ける。何故か箒は何処かへ消えていたが。
「に、にんじん?」
「アッハッハっ!引っかかったね、いっくん!」
と中から声がしていたのだが念のため雷神を一部展開、籠手から刀までを展開してその声の主の首につける。
「んー?誰だい。私に向ける奴わっと」
「ー!」
いきなり籠手に触り目の前に現れた画面をみる謎の人物。
「?あれ?これ私のじゃないや?あんた誰?」
「・・・まずあんた誰だよ」
「まあ、いいや。箒ちゃんはどこかな?」
と興味無さげに逆の方へ向き歩いていく相手。どうやら一夏と箒の関係者らしいし俺はISを解く。
「一夏。あれ誰?」
「あ、ああ。あれは箒の姉ちゃん。篠ノ之束さん」
「あー。納得」
「別に危害加えるつもり無さそうだし、海へさっさといくか」
「おう」
「よっ!っと」
「あ!チャンスボール!」
「あっ!入った!やった!」
・・今はビーチバレーをしている。と、いってもリベロをしていて攻撃は他の女子に任せているので特に動かなくて済んでいて楽なものである。それに普通にしてもいろいろ(身体強化とかの副作用?)あって女子にやったら怪我しそうなくらいのレベルなのでずっと受け身である。正直飽きてきた。
と、そこに、
「おーい俺達も入れてくれよ!」
と一夏、シャル、何故かボーッとしているラウラ、が来ていた。あれ?なんだアレ。
別に気にすることでもないので俺と女子1人、一夏とシャルとなった。ラウラは一夏と目があったら何処かへ逃げたのでいない。
「よし!泰人いくぞっ!」
と俺に向かって中々いいボールが飛んできた。が、特に危なげもなくもう1人にパスする。
「ほい」
「うりゃっ!」
仲間の女子がシャルに向かってスパイクを打つ。でもシャルもいいディフェンスをしていて今度は一夏にスパイクを、打たせてきた。
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