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ホウエン地方LOVEな俺がゲームの中に吸い込まれちゃった
出会いは偶然に
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ティって海に面してますよね。ホウエン地方に行く船って出ますか?」
「うーん、どうですかな? あぁ、丁度今私の知り合いが丁度ホウエンから来ていましたね。聞いてみましょうか」
「ありがとうございます!」
「では連絡して置くので、港に行ってみてください」
「ご丁寧にどうも」
という訳で何がどうなって俺がポケモンの世界に来たのか。『ユウキ』は本当に俺なのか。様々な謎を探るため、一先ずホウエンに行って自分の情報を集めることにした。
「じゃあ俺はこれで。ありがとうございました」
「あ、ちょっと待って!」
「どうした?セレナ」
俺が行こうとするとセレナに止められた。
「ホロキャスター交換しない?」
ホロキャ……何だそれ。
「その様子だとやっぱり知らないんだ」
「まあな……説明頼む」
「うーんと、平たく言うと立体映像で相手の姿を見ながら会話できる機械だよ」
ポケナビやらライブキャスター的なやつか。つか立体映像て……この世界科学技術進みすぎだろ。やっぱりポケモンがいるだけで違うもんなのかね。
「……その様子だと持ってないんでしょうね。じゃあ電話番号だけでも教えてくれれば連絡はできるけど、それって少し前に流行った『ポケナビ』でしょ? 番号教えてよ」
セレナが指差す先、俺の腰部分を見るとモンスターボールの脇に黄色主体の丸みを帯びた機械、ポケナビがあった。……というかこんなに目立つ位置にあって何故気づかないんだ俺。
「どれどれ……ええっと、番号は……****-****-****だな」
「ん……分かった」
え?何故*印かって?いやいや、本当の載せちゃうと危ないでしょ。今は情報化社会なんだから。
「……やっぱりホウエンに帰っちゃうみたいだけど、たまには遊びに来てよね」
「ああ。次会う時までにもっと強くなっとけよ」
「勿論そのつもりよ。次は負けないから」
あと、それとな……俺は付け足す。
「セレナのお陰で助かった。何から何までありがとう」
ふふっと笑い、セレナは俺に軽く手を挙げ友達の元に戻って行った。
***
「おいおい。嘘だろ」
「嘘ってぇ、それはひどいなあ」
俺は港に付いた。そこまでは良かった。
フクジさんの知り合いとは言ってもどんな人なのか全く分からなかった……という事実を今更思い出し、周りをキョロキョロする。
ふと、観光客で賑わう露店を見た俺はとんでもないモノを目の当たりにした。
アロハシャツに天然パーマ。中年の少々小太りな姿。そしてサングラス。個性的なその人物はこちらに向かって手を大きく振っていた。
……そして冒頭に繋がる。
「ん?どうしたんだい?フクジさんに言われてここで待っ
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