原作前の事
お披露目×刺客奇襲からの報告会
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り読もうとしたら、十分後になったので改めて電話をかけてみた。使用人から聞くと、グレモリー夫婦は来れないらしいが手紙を送ったと言っていたので見るようにとの事だった。
「どうでしたか?」
「やはり無理だそうだが、手紙を送ったというのはどういう事なんだ?」
「ご主人様、その手紙裏にグレモリー家と書いてありますがそれなのでは?」
手紙を見るとグレモリー家と書いてあったので中身を見た。中身はこう書いてあった。
『やあ久しぶりだねと言っておこうか、そちらの家が完成したと風の噂で聞いたのだがこちらでは娘が生まれたのだ。現在冥界悪魔側グレモリー領にいるのだよ。本当は私らが行く事になるはずだったが、行けなくなったお詫びにサーゼクスと私らの娘が人間界に行っているからサーゼクスに頼んでおいたのだよ。娘は社会見学だと言っているが、私や妻はこちらでの仕事があるのでね。では私はそろそろ仕事に戻らないといけないので、これにて失礼させてもらうよ』
手紙の最後にはケルディム・グレモリーと書かれていたので、俺は納得した。サーゼクスに電話をしようとしたら、丁度サーゼクスから電話がかかってきたので出た俺。
「久しぶりだなサーゼクス」
『お久しぶりです。今お暇ですか?』
「ちょうどケルディムから手紙を読んだ所だが、お前は今何してる?」
『会議が終了した所さ。知ってると思うが妹が出来たんだが、今はグレイフィアが見てもらっている』
「そうか。で?何の用だが、こっちに来るのか?」
『そのつもりだよ。父上からの願いでね、一誠君の家が完成したから見に行ってほしいと頼まれた。報告書を作成して、提出してくれとね』
「本当は不動産連中が見に行くはずだけど、我が家は強力な結界を張っている。関係者以外は立ち入らないようにしている」
『なるほど。今で悪いんだけど、見に行っていいかな?丁度空き時間があってね。最初はグレイフィアとリアスと一緒に、どこか行こうと思ったんだけど君の事を思い出してね』
「いいぜ。何なら俺が迎いに行くが、さっきも言った通り結界張ってるからな。どこかで待ち合わせするか?グレモリー家の前にするか?」
『そこがいいね。1時間後に来てくれ』
ケータイをしまって部屋を出た。ステラも追いかけて行き、リビング兼ダイニングルームに辿り着いてソファに座った。BSメイドに月を呼んでくれと言って内線放送で呼んだら、すぐに月が来た。
「どうかしましたかご主人様」
「1時間後、俺は客を迎えに行ってくる。各メイドには客のお出迎えを準備しろ」
「お客様は誰ですか?」
「サーゼクス夫婦に、6年前生まれたケルディム夫婦の子供が来るそうだ」
「魔王様ですか。畏まりました」
月は内線放送で客が来るのを
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