原作前の事
久々の人間界×人間界本家完成
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書類から頭を出したら、俺を見てしばらくフリーズしたが、すぐ復活して隣のマルスに話してた。マルスもこっちに気づいたら手を止めてこちらに来た。ケルディムは反対側のソファに、マルスは俺の隣。
「二人共久しぶりだな」
「お久しぶりですね。昨日サーゼクスから聞きましたが驚きですよ!まさか消滅したはずの一誠君が、また私の目の前にいるのだからな」
「お久しぶりですね。消滅する前より、魔力が上がってるような気がします」
「そうか。これでも抑えているのだが、もう少し抑えるとするか」
すると目を閉じたと思ったらすぐに開いたが、前より魔力が抑えられていて見た目は普通の一般人程度になった。
「流石だな。ところで私に用があってきたのだろう?」
「あの時あった森の土地についてなのだが」
「あそこは誰の物になってないから、買えると思うがグレモリー領から外れている。もしかして土地を買いたいのですかな?」
「人間界に丁度家が欲しかったからね。あの森の所有者とかはいるのか?」
「いやいないはずだ。あの時は、はぐれ悪魔がいたから人間はあの森に近づく事はなかった。一誠君がはぐれ悪魔を倒してくれたお蔭で、少し前から人間達が登山やピクニックで行っていたようだね。それに一度あの土地について話し合いがあってね、土地をグレモリー領に入れると言う話が上がったから私はこう言ったんだ『その土地所有者は黒鐵様ですよ』と。そしたら話はなかった事になったのさ」
使用人が入ってきたので、一時話をやめて紅茶を飲む事にした。俺はミルクティー、二人はストレートティーを飲んだ。土地はドーム二個分くらいあるので、一等地だったが即買った俺だった。話が盛り上がってる所、ヴェネラナが入ってきて俺を見て驚いていた。
「一誠さん!昨日サーゼクスから聞きましたが、どうやら本当のようね。ああ良かった」
「心配かけてすまなかったな。ところでいつまでここに居るつもりだ?本家は冥界にあるのだろう?」
「昨日一誠さんが来るって言ってたので、この家に戻ってきたのですよ。たまに戻って掃除しないと埃があります」
「それもそうか・・・・相変わらず元気だが、寂しくないのか?」
「寂しくはありますが、サーゼクスは魔王になりましたから誇りに思いますよ。そういえば何を話してたんですか?」
「あの森の土地についてだよ。一誠君は知らないと思うけど、前に戦争で森は全焼しまってね。この事について議論してた所だったが、とても助かったよ」
「あの土地は一誠さんの物になったのですか?という事は家を建てるのですか?」
「まあな。今の考えだと、豪邸にするかマンションみたいに建てるか検討中だ。ドーム二個分であれば豪邸にしようかと考えている」
「一誠君、さっき不動産に
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