本編 第二部
「終末の決戦」
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て天光は満面の笑みだ!
「そうね、無理でしょうね。上空の堕天使の軍を各戦闘機の備え付けキャノンで抑えられても10分が限界だわ、そっちの主砲でもね。
だから秘密兵器をつかうわ」
「まさか、波動砲なんていうんじゃないんでしょうね」
「うん、それ凄く似てる。でも波動エンジンなんてついてたら宇宙でも戦えるでしょ、もっと実践的な代物よ」
すると高町はいずなの機関部に入っていった。
そこには、人ひとりがのれるくらいの搭乗席があり、そして椅子についてるトリガーを引くとそのまま前にスライドして空母の甲板に現れた。
と現れたのは球状の電球のようだ。
そのフラスコ内に高町は座っている。
「さあて、ルークとキングを入れ替えて攻撃にうつりますわ、まもっとも私は将棋の方がすきですけど」
フラスコ内には高出力の電流が流れ始めた。するとものすごい光を放ち始め、そしてそれが上空の雲に向かって照射された。昔ある博士が天体の観測のためにある物質を天体に照射した、すると二キロ離れた村がその日のうちに全焼したという。
それから数百年その男の研究が生んだその装置は莫大なエネルギーをある地点からある地点へ移送させることができる。つまり高エネルギー転移装置、その威力は核爆弾とは比較にならないような威力そのうえどんなエネルギーでも飛ばすことが可能、そしてそのエネルギーは電気、つまり天光は世界中の電力をこの装置に持ってきて一点に収束させて打つことにしたのだ。電撃には電磁歪曲の仕組みで二体の爆発を最小限に抑える働きがある。
そしてシークレットビースト獣と龍にはさきほど明日香がしこたま、槍状のものを突き刺してある。さてゼウスの雷霆がロンギヌスの槍を、避雷針のようにして直通でうけても獣と龍は立っていられるだろうか?爆発と爆縮を同時期に同じ位置にはっし対消滅で打ち消すという天光の大胆な発想である。そう、最年少女流棋士竜王になりそれ以後も破格のいきおいでタイトルを取り、電王戦で高層ビル一個分のホストコンピュータと暇つぶしで、170勝している超天才高町天光は、いつでも相手でさえ驚愕するような派手な手で裏では綿密な計算のもと華々しく勝つのがモットーという人物だ。
結果は、まあ、軽く相手を沈黙させた。
つまり爆発は起こせなかった。形を保てない二体はかなり不安定だが徐々にしぶとく再生している。。
「ふう、これでもエリア24の機密装置を使った超大がかりな作戦なんだけどなあ、これで今の科学は百年くらい進むほどのテクノロジーなんだけど、まあ、最後はやっぱアナログに頼りましょ、ってなわけで全砲門、発射!」
「は、はいなんとか」
「よっしゃ、ぶちかませー!」
戦艦大和クラスの砲門が一斉に火を噴いた。
もともと空母を撃沈させるための主砲であるなまじ、現代兵器よりもかな
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