プロローグ〜四者四様〜
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しいさ」
「いいじゃろう。つぎはほれ、ここから一つ引け」
どこからとも無く箱が現れノッポの前に浮かぶ。
「…コレさ!」
「どれどれ…ふむ、『結界魔法』の絶対的な才能じゃな」
「…はずれ!?」
「して、最後に魔力と肉体どちらを選ぶ?」
「いや、肉体しか選択肢ねぇさ」
「それと、三山海斗お主は今から『ファースト』と呼称する」
「ちょっといいさ?」
「なんじゃ?」
「外見ってどうなるさ?」
「ああ、外見に関してはおぬしらが思い描いたものに近づくようになっておる。分かったなら行ってくるのじゃ」
「へ?なんなんさコレぇぇぇぇぇぇええ」
突如としてファーストの下に穴が開きファーストを飲み込んでしまった。
「次、佐藤一輝」
「待ってました!」
よく分からん穴に落ちていったファーストに代わってデブが進み出る。
「1つ「無限の剣製で!!」次、引け」
「…コレだぁああああ!」
「魔力量ボーナス。コレの場合3つ目は強制的に魔力になるがよいな?」
「ああ、もちろん!」
「佐藤一輝、お主はこれより『セカンド』と呼称する。分かったら主も行け!」
「ああ!」
セカンドもまたさっきと同じように落ちていった。
「次、風間朔也」
「あいよ、お先に失礼するぜ優男さん」
「うん」
「一つ目はなんにするかの?」
「銃弾にも屈することの無い最強の肉体を」
「分かった。二つ目引くがよい」
「これだ」
「ふむ、『幻術』じゃな」
幻術か。あって損はないな。
「3つ目は、」
「分かりきってる。魔力だ」
「完了じゃな。お主はこれから『サード』じゃ。第二の人生楽しむがいい」
「また会おう、『サード』」
「あいよ。じゃな爺さん、『フォース』」
おそらく残った『フォース』の座に着くであろう優男と爺さんに見送られて俺も穴に落ちていった。
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