暁 〜小説投稿サイト〜
ホウエン地方LOVEな俺がゲームの中に吸い込まれちゃった
初バトルは驚きと共に
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きた。俺がまだ把握してねえポケモンなんて新作以外あり得ない。

「こっちから行くわよ!ニャオニクス、ねこだまし!」
「ルチャブル!つるぎのまい!」

 おいこら待ちやがれ。まだこっちは準備中だぞ。

「……バシャーモ、まもる」

 取り敢えずニャオニクスのねこだましを防ぐ。しかしその間ルチャブルにつるぎのまいされた。やっべ、翼あるからどうせ飛行だろ。しかも絶対確一技持ってるよな。

 しかしパッと見た感じバトルルールで判明したことがある。
 一つは完全リアルタイム。まあこれでターン制だったらどうしようかとも思ってたが、ゲームというよりアニメ準拠に近い感じだ。
 次に二体一という変則バトルも可能ということ。リアルタイム変則ルールありということはきっとこの世界で『バトル』は基本自由なんだろう。公式戦の伝説、幻禁止もないかもしれない。
 もう一つは技の制限がないこと。それはバシャーモに命じた『まもる』から分かったことだ。要するに技を覚えられる限度『四つ』の制限がない。まもるなんてバシャーモが覚えてもほぼ意味のない技を俺が覚えさせる訳ないからな。

「ニャオニクス!てだすけ」
「ルチャブル、ゴットバード!」
「うお!いきなり飛行最強来んのか!」

 手助け1.5倍、剣舞攻撃二段上昇。更にパワフルハーブでも持っていたのか即発動したゴットバード。なんというか地上最強にオーバーキルな状態だった。

「いや……いけるか。バシャーモ、つるぎのまい」
「う、受け切る気!?」
「俺のバシャーモなら耐えられる」

 パワフルハーブを使い1ターンでゴットバードを使ってきたルチャブルは、技の影響か特性でもあったのか超スピードで急速接近し、バシャーモに突撃した。

 ……馬鹿め!

「ルチャブルにブレイズキック」
「な、何故耐えられるんだ!」
「待って、バシャーモが持ってるの……あれって『きあいのたすき』!!」

 そうそう。バシャーモは紙耐久だからね。普通効果抜群で二倍のゴットバードなんか耐えられる訳がない。
 ただ、ゴットバードで大きな隙の出来たルチャブルはたまったものではない。案の定ブレイズキックはルチャブルに直撃。完全にHPはなくなっただろう。

「はいはい続けてーとびひざげり」
「くっ、よ、よけて!」

 ……そんなアニメパターンありなんですか!? いやさっき自分でアニメに近いって言ったんだった。

 なんにせよ危なげなくとびひざげりは当たった。かわされたら終わるとこだったぞ。

「だ、大丈夫。格闘タイプならきっと……耐えられる!はず!」

 そこで一つ気づいた。バシャーモがさっきのルチャブル以上に速い。なんだあれ、高速移動なんて使ってねえぞ。
 そしてセレナはどうして耐えられると思っ
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