原作前の事
第二ラウンド×対ドウター戦
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「ロック完了、ミサイルをゼットン強化体へロック完了。いつでも撃てますよ」
「こちらもだ。ステラ!」
「はい!全武装をゼットン強化体へロック完了」
『発射!!』
トレミーは高速で動き回りながら攻撃を開始した。ゼットンに効いていたので逃げようとしたが、黒鐵改がゲート前にいたので振り払おうとしたが、剣で抑えられてしまった。剣で弾き飛ばした後、黒鐵改の重力球の中にゼットンを入れた。ゼットンは抵抗をしようとしたが、傷がつかなかった。
「奏、優斗今だ!陽電子砲で重力球ごとゼットンを消滅させろ!」
トレミーは陽電子砲を撃った。1番艦と2番艦の陽電子砲を合わせて撃ったので重なった直後、極太陽電子になってゼットンに向かっていく。撃った後、爆発が起こりしばらく煙が充満していた。煙が晴れると手足のないゼットンがいたので、黒鐵改が剣で真っ二つにして消滅させた。トレミー全艦は、アザゼル達がいる付近に着陸していた。黒鐵改も着陸していた。
「ありがとよ黒ちゃん、そして奏さんと優斗君も。お前達がいなければ俺達はどうなっていたか」
「とりあえず脅威は去ったが、最後にやる事がある」
「それはあの門を消滅させる事ですか?」
「正解だ。ミカエル」
「ですがどうやって消滅させるのですか?」
「それはだな『黒鐵改のパワー全開での重力球を撃つんですよ』奏」
「もし魔力切れを起こしたらどうなるのです?」
「黒鐵改が命を使い魔力を最大限にして撃ちますが、皆さん安心して下さい。黒鐵改の魔力は無限大ですから」
「貴方様まで失いたくありません。別な方法であの門を消滅する事を考えましょう」
「それは無理な話だ。あの門を消滅させるには、俺が全力でやらない限りあの門は消滅しない。あとの事は頼んだぞ奏!」
黒鐵は歩いて行って門がある頭上にいたが、全魔力を集中したら地面が揺れだした。呪文を唱える。
『闇より暗き深淵より出でし―其は、科学の光が落とす影!』
重力球を圧縮したと思えば、黒鐵改の上斜めに魔法陣が10枚展開されていたが、撃ち出した時に魔法陣に重力球が重なる毎に高重力エネルギーが増していき、門に到達する頃には世界が滅ぼされる位のパワーになっていた。
門の中に入っていった後に門が歪み始めたから、いけるか?と思ったが黒鐵改の様子がおかしい事にアザゼルが気づいた。
「おい黒ちゃんの様子が、おかしいような気がするんだが」
「魔力が足りないんでしょうか?黒鐵様が消滅される気がします」
「だったら魔力を分ければいいのではないのですか?」
「よし全員少しでいい、魔力を黒ちゃんに向けて放て!」
魔力が黒鐵に補給されていくと一気にパワーが上がった。そして数秒後に門は消滅した。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ