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寄生捕喰者とツインテール
○ 閑話・質問と回答……その2
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A、ウージのサポートとして、部下の役割をはたしていたので、そうとも言えます。

  偵察に着た初日にグラトニーと出会ってしまったのが、不運というか運の尽きというか、なんというか……。


Q、ウージの手抜きでも苦戦してた、断罪人ダークグラスパー。……ウージと互角の勝負を繰り広げたグラトニーに勝てなくね?

A、勝てませんね(断言)

  基礎たる地力も、能力の応用性も、状況判断力(ラース依存だけど)も違いますし、何より “ノリ” に付き合いませんから……。

  オマケにウージが数十秒足らずでカオシック・インフィニットを破った事を考えると、グラトニーすらもう少し時間が掛かるだけで普通に壊されるでしょう。

 ラースを抜きにして、グラトニー本人だけに限定しても、やっぱりどの道無理ゲーかと。

 メガ・ネさんこと、メガ・ネプチューンが加わっても厳しいかな……。


Q、ウージの炎でグラトニーが熱がってたのは何で? 途中から普通に受け止めてたじゃん。

A、ウージの能力は特殊な『腕状の炎』を噴出させる事で、それぞれ特色が腕としての役割を優先するか、炎としての特性を優先するかで変わってきます。

  グラトニーが熱がっていたのは炎を表に出したから。受け止められたのは腕の方を表としたからです。


Q、ラースの加護があるって頼もしいよね、実力差も覆るわけでしょ?

A、確かにそうですが、本編で体が崩れたり限界があったり、現時点では辛勝が精々な所を見ると、役には立つけどなんだかなぁ……と言った気分にさせられます。

  実は格下である “腕” の奴の時にも、分かり辛いですが使っちゃってますし。


Q、ラースって戦闘経験豊富なのに、なんでちょくちょく驚いたり抜けてたりするの?

A、瀧馬、及びグラトニーの体に入っているからです。


  要所要所で抜けているのは、精神体だけでは本来の勘の良さが発揮できず、思考能力がある程度鈍ってしまうから……の、ようです。

  また能力についてちょくちょく驚くのは、元が強過ぎるから。つまり相手の事をよく見てこなかったがためです。
  ラース本人も弱い体になってから、どんな事も新鮮な気持ちで迎えているのではないでしょうか。




 以上、Q&A方式で送る解説でした。


 それでは次回より、三巻めに入る物語。

 アルティメギルの処刑人・ダークグラスパーの登場と、トップ直属の精鋭部隊の投入で、さらに激化するVSエレメリアンバトル。
 単純感情種の実力を目の当たりにし、ツインテイルズは何を思うのか? ダークグラスパーの目的は何なのか?
 そして、降り立ちし新たな敵に加え、グラトニー達に起こる異変とは……。

 では次章も
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