原作前の事
三大勢力戦争前
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
と堕天使が中央に向かっていると言っていたので、私達は臨戦態勢に入った。斥候部隊が戻り、アスモデウスが報告を聞いた後、魔王召集があったので臨時作戦室に向かった。
「どうしたの?いきなり召集かかったから驚いたわ」
「そーだよ。士気上げてたらいきなり召集かかったから、何かしたのかと思ったよ」
「何かあったのか?先程から兵達が慌ただしいが、それと関係しているのか?」
「皆、落ち着いて聞いてね。実は先程情報があって、中央に人影がいたらしいのよ」
「人影?天使か堕天使じゃないの?」
「気になったから、優秀な斥候部隊を送ったの。だけど途中で、天使と堕天使の斥候部隊と遭遇したらしいの」
「その後どうなった?戦闘になった?」
「戦闘にはならなかったらしいの。目の前にいた人物が戦闘を止めてくれたのよ」
「それはだぁーれ?」
「落ち着いて聞いてね?一誠君だったのよ。正しく言えば、黒鐵様かしらね」
「黒鐵様が・・・・でも一誠がいたというのはどういう事?」
「どうやら手の上にいたらしく、近くに寄って降りてきたらしいの。天使側と堕天使側、悪魔側に、一通の手紙を渡したのよ。それがこの手紙よ。渡した後、早急に立ち去れと言ったらしいわ」
「なるほど。何かを伝える為、各勢力の斥候部隊を向かわせようとしたのね。その手紙の中身は?」
「一言だけしか書いてなかったけど『三大勢力のトップをここに来い』とだけしか書いてなかったわ」
「それだけか。でもどういう事なんだろうか、三大勢力のトップというのは?」
「恐らくだけど天使側だと神、堕天使側だと総督、悪魔側は私達四大魔王だからだと思うわ。呼んでいるのよ、私達を」
「だったら早く一誠君の所に行こうよ。纏め役はアガレスに頼めばいいし」
「でも四人同時に行ったら、兵達が混乱するのでは?新しい情報よ。天使側は神シャルロットと熾天使ミカエルが、堕天使側はアザゼル総督とバラキエルが向かったとの報告があったわ。これは四人で行った方がいいわよね」
「よし、兵達の事はアガレスに任せて私達は一誠の元へ行くわ。異存はないわよね?」
こうして天使側・堕天使側・悪魔側のトップが、黒鐵様の所へ向かっていった。各兵達は混乱したが、戦争は会談が終えて戻ってきたら始まる事となった。
一誠side
俺は今三大勢力の中央部分に来ていた。まだ空間の中にいるからバレないと思うが、そろそろ戦争が始まる頃に外へ出てみたら、三大勢力は攻撃態勢になっていたので黒鐵改を呼んだ。ただし力を5割にして召喚したので、黒鐵改と俺もいるようにした。
今回は五分五分なので、身体も半透明だから他から見ても大丈夫。俺は、黒鐵改の手の上に乗ってしばらく待機していた。手の上からは三大勢力が
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ