ルスティグ教授とクローバー助手
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うですね。ま、さすがは生徒会長。というところでしょう。
んで内容は…。」
ルスティグは内容を見ると少し考える素振りをするとふむと唸った。
何故ならヒカルの手紙の内容は一行。
〜人を絵本の中に閉じ込めることは出来るか?〜
という内容だった。
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さてこの大学の生徒会長の仕事はとても大変である。人望と共に実力もなければならず。生徒会室ではヒカルが1人で頑張って今後の仕事に手を打っていた。
生徒会室は13畳くらいの大きさで様々な事務用品が置かれていた。
「あー!終わらねえ!」
この大学の生徒会長であるヒカルはため息を吐いた。まずは生徒が絵本になるという怪現象。現に絵本になってしまった生徒は数知れず。その絵本を見てみるが中に入ることは出来ない。だが絵本には明らかに魔法の痕跡とその消えた人の名前が描かれていた。
そう、それはまさに密室の様な物だった。
「しっかもなんだあ…?今度はライト、リン、サナからの推薦?こんな忙しい時に…。」
そうして届いているのはトリニティからの推薦状。しかもご丁寧に3通同時に来た。
ヒカルははあ、ともう一回ため息を吐いた。
「フォルツ・レープリカとアリス・スタライズか…。
アリス・スタライズは有名なんだけどな…。」
アリス・スタライズ。そいつは確か幼少期にはもう基礎魔法は全て覚えたという天才魔術師。さらには『暴風雨の矢』と呼ばれるオリジナル魔法も作り出している。
まさに天才魔術師。
「アリス・スタライズはいいとして。問題はフォルツ・レープリカか…。」
フォルツ・レープリカ…。確かうっすらと記憶がある。確か夢幻剣の使い手。とは聞いた事がある様な気がする。
だが…。
ヒカルは推薦状をぽんと机の上に放り投げる。
「それにしても…。あの3人が揃いもそろってフォルツを推すなんて…。」
トリニティの面々は手紙ではなんと天才魔術師アリス・スタライズでは無く、剣士フォルツ・レープリカを推しているのだ。
「なんでだ?この剣士…。」
ヒカルはそう言ってフォルツのプロフィールを見る。しかしプロフィールには大した事は書かれていなかった。
「…。」
ヒカルは再びため息を吐くと残りの仕事にも手を出し始めた。
ふと、昔の資料が机の下から転がり出てきた。
それは古い新聞の記事の様で、とある魔法写真と共に大きく見出しが描かれていた。
『号外!精鋭!『フォルテシモ』の号砲??』
「『フォルテシモ』?」
〜『フォルテシモ』はスノードロップを中心とした最強の軍事チームである。メンバーはトリニティの3人に、ゼツ、リナ、ラ
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