原作前の事
修業後の帰宅×ルシファーからの招待状
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るよ」
「はっ。一誠さんのお陰で、二週間前より強くなったと思っております」
「それに試験後、一誠さん手作りの物を頂けたのでよかったです」
「手作りの物とは?」
「俺特製の大太刀と短刀だよ」
「ほう〜。見せてもらってもいいかな?」
サーゼクス達は大太刀と短刀を鞘ごと机に置いた。一本ずつ抜いたら、ケルディムの目が輝いて見えたような気がした。ホントは創造神だからすぐに創れるけど、せっかくだからお手製で作ってみたが中々の出来栄えだった。
「これはどれも素晴らしい。もし店に売ったら、相当な値になると思うが」
「そんなにか。初めて作ったから、失敗も数多くあったよ」
「紅茶が入りました」
「頂こう、砂糖とミルクある?」
「こちらでございます」
紅茶と菓子を食べながら話し合った。途中からヴェネラナも入ってきたら、サーゼクスに抱き合っていた。
「よく無事に戻って来れましたね。サーゼクス」
「嬉しいのは分かりますけど、一誠君の前ですから抱きつかないで下さい」
「あらごめんなさい。二週間ぶりにだから嬉しくて」
紅茶を飲みながら雑談をしていた。途中で机にある大太刀と短刀について聞かれたが、俺自身が作ったと言うと相当驚いていた。ヴェネラナが封筒を俺に渡してきて、裏返しすると宛名がルシファーと書いてあった。
「ヴェネラナ、裏側を見たらルシファーと書いてあるがこれは何だ?」
「それは恐らく、来週行われるレーティングゲームの招待状だと思うよ」
「ええそうですよ。一昨日くらいに、魔王様の側近が来て届けてくれたの。本当はルシファー様本人が渡したかったようだけど」
「なるほど。だったら、家の者と一緒に行こうかな」
俺は招待状と一緒に手紙が入ってたので読んだ。人間界で起こった惨劇、悪魔を退治してくれた事、グレモリー家達を助けてくれた事に感謝と一誠の怪我。そして来週行われるレーティングゲームで会いましょうと書いてあった。最後に黒鐵改の姿で出てくれないか?と書いてあった。
何で?と思ってケルディムに聞いたが、ケルディムも分からないようだった。恐らく士気でも高めるんじゃないかと、俺自身が思った。封筒を内ポケットに入れて、執務部屋を出て大部屋へと向かった。明日は自分の家に戻らないといけないと伝えたら今日は宴会とかで、料理もいつもより豪華だった。
久しぶりの酒は美味かったが、前回のように飲みすぎは注意だなと思い少量ずつと飲んでいたよ。ケルディムもヴェネラナもサーゼクスも楽しんだ。宴会終了後に寝た。朝がきて朝食を食べた。食べ終わって玄関に行くとケルディム達がいた。
「もう別れの時か。色々あったが、一誠君には感謝しきれない程だ。今度でいいから、また一緒に酒でも飲まないか
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