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魔法少女リリカルなのは ~Emperor of the WGOD~
ジュエルシード編T
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。」
と聞くとアリサが怒ったように
「そうなのよ、あの根性なし達!!なかなかゴール決めてくれないのよね、なんだか見てるこっちが不安になってきてイライラしちゃう!」
「アリサちゃん、そんなこと言ったらダメだよ〜....。」
「にゃはは、前に出てきている子がうちのエースなんだけどその子になかなか繋げないようなんだ〜。」
「ああ、やっぱりかぁ。」
相手のチームもエースの子を警戒しているようで執拗にマークしてくる。これではパスも回らないし決め手にかける。他のメンバーも必死に繋げようとはしているが相手のディフェンスに阻まれなかなか上手くいかない。
そんな悪戦苦闘している中、突然翠屋JFCの選手が足を滑らせて転んでしまった。応援席に座っている全員が息を飲む。試合が一時中断され、チームメイト達が転んだ子のもとへと駆け寄っていく。どうやら左足首を捻挫してしまったらしい。
「ああ、もう!こんな時に!!あっちが邪魔ばっかりしてくるからいけないのよ!正々堂々戦いなさいよぉ!!」
「あ、アリサちゃん落ち着いて〜...!」
今にも飛び出していきそうなアリサをすずかが体を張って抑える。アリサは怒りを露にしてガルルとうなり声をあげている。隣のなのははそんな二人をみて苦笑しながらも倒れた選手が心配のようだ。
「うーん、困ったなぁ。これじゃあ出場させられないよ。」
「そ、そんなぁ。」
「どうしますか、士郎さん。」
「代わりの選手がいないんじゃあ、試合になるかもわからないぞ...。」
下で士郎さんと怪我した選手、そのチームメイト達が補欠メンバーがいないことを嘆いている。士郎さんの傍にいるマネージャーの子は落ち込んでいるエースの子をみてかなり心配そうだ。
「ど、どうなるんだろうなのはちゃん、アリサちゃん。このままだと試合終わっちゃうの?」
「選手の人数は最悪、足りなくても大丈夫なはずだよ。」
心配そうなすずかになのはが説明する。アリサは下を向いて黙っている。
「ん〜、でもこのままじゃあ試合負けてしまうんじゃないかな....。」
「たぶん、そうなっちゃうよね....。」
「そ、そんな....。」
俺も加えなのはとすずか三人が暗い顔をして黙り込んでしまったその時、アリサがバッと顔をあげて士郎さんに声をかけた。
「なのはのおとうさぁーん!!代わりがいればいいのよね!?」
「ん、ああ、そうだがあいにくうちのチームは....。」
「いますよ、代わりの選手がここに!!」
「「え??」」
一同が揃って驚き、アリサを見る。得意げな顔をしたアリサは指をこちらに向けた。視線が一気に注がれたその先にいたやつとは........。
「え、えええええぇ!!?俺が出るの!?」
「他に男子があんたしかいないじゃな
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