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魔法少女リリカルなのは ~Emperor of the WGOD~
ジュエルシード編T
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った。

「んー、ないなぁ。どこにあるんだろう、ジュエルシードは。そもそも海鳴町にあるって考えていいの?もっと他の町に散らばっているとか。」
《ソノ辺ノコトハ大丈夫ダソウダ。チョウドコノ世界ノ上デジュエルシードガ散ラバッタミタイデ座標軸ヲミテモコノ海鳴町付近ニアルコトハ間違イナイ。》
「えーと、次元航空中の輸送船が事故で壊れてその中の荷物、ジュエルシードが落ちてしまった。その落ちた次元の座標軸が俺たちの住む海鳴町の近くでジュエルシードが散らばってしまった、だっけ?んー、次元とか座標軸っていうのはまだよくわかんないな。」
《マァ、大部分ガ海鳴町ヲ中心ニ落チタッテダケダシナ。トコロデブラザー、アレハナニヤッテルンダ?》

そういうと白虎は林の先に抜けたところにあるグラウンドがあることを教えてくれた。そこのグラウンドでは俺くらいの少年達がサッカーをしているのが見えた。どうやら今日は試合をやっているらしい。

「あれはサッカーっていうスポーツだよ。白虎は知らない?二つのチームが対抗してサッカーボールっていう丸いものを蹴ってゴールゾーンに入れる。それで点を競い合うものだよ。」
《......ヨクワカンネェガ蹴鞠ミタイナモンカ?》
「主旨は違うけど、まあそんなもん。ん?あれは...なのはにアリサとすずかだ。それになのはのお父さんもいる。あ、もしかしてなのはのお父さんが指導してる翠屋のサッカーチームが試合をしてるのかな。」

なのはのお父さんは高町士郎さんという。俺は昔からお世話になっているのもあって士郎さんと呼んでいる。士郎さんはカフェ「翠屋」をなのはのお母さんとともに経営している人だ。この翠屋のご飯がとても美味しいと近所で評判になっている。実際、俺も何回もごちそうになっていて特にスイーツなんかは絶品だ。その翠屋の士郎さんが指導している少年サッカーチームが翠屋JFCという。何度か俺もお邪魔したことがあるサッカーチームだ。
《ナンダ、嬢チャン達カ。フム、嬢チャン達ノチーム旗色ガ悪ソウジャアネエカ。》
「うん、前に出てるフォワードの子に上手くパスが回らないみたい。」

翠屋JFCの選手は必死にボールに食らいついているのが見える。その試合状況をみて応援席にいるなのは達が不安そうに見守っている。士郎さんも険しい表情している。
端から見ているのも見えにくいので俺も応援席のほうに寄っていくことにした。

「おーい、なのは!アリサ!すずか!」
「あれ、トモ?こんにちは。」
「どうしてあんたここにいるのよ。」
「こんにちは、どうしてってちょっと散歩していたらグラウンドのほうが騒がしいからなにかやっているのかな、って立ち寄ってみただけだよ。」
「そうなんだ〜、散歩中だったんだねトモ君。」
「そうだよ。ところで、翠屋は苦戦しているみたいだね
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