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魔法少女リリカルなのは ~Emperor of the WGOD~
ジュエルシード編T
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はんを食べるためにリビングのほうに向かった。リビングに入ると母さんと父さんが朝ごはんを作って待ってくれている。
「父さん、母さんおはよ〜。」
「おー、おはようトモ。今日も早いの、か......。おや?」
「お父さんどうしたの、ってあらら。」
「?」
なんか二人とも俺のほう見てキョトンとしている?あれ、寝癖でもたっているのかな。いや、朝稽古の後シャワー浴びたしそんなはずは。あ、また早起きが珍しいって思ってんのかな。
「........トモ、今日はどちらへ?」
「え?学校だけど、そういや父さん仕事は?」
「父さんな、今日は休みだ。そして今日はな、日曜日だ。」
「.................................あ。」
「ぷふっ、今日は学校ないわよ、トモっ!」
リビングに二人の笑い声が響き渡った。俺はてっきり学校があるものだと思い宿題までやって着替えてきたのに。すごく恥ずかしい。父さんが「無理して早起きはよくないなトモ、あっはっはっは!」と笑いながら言ってくるのに対し俺は素早く自室に戻り、すぐに着替えてきて朝ごはんを食べたが今日一日中、このことで家族から笑いものにされるのであった。
お昼も過ぎる頃、俺は家で暇を持て余していた。てっきり学校があるもんだと思っていたので今日は何も予定を入れていなかったのだ。稽古はじいちゃんがどこかへ出かけていてできないし兄貴は部活だし、徹はまだ寝てるんだろうなぁ。
家で暇を持て余していてもなと考えた俺は散歩でもすることにした。出かける前に寝ている白虎を起こして家の玄関へと向かう。
「白虎、散歩でも行こうかなって思ってるんだけどどこか行きたい場所ある?」
すると白虎は眠そうに
《フワァァア、オレサンカ??特ニ行キタイ場所ナンテナイゼ。》
「でも俺たちの時代のことあんまりわからないでしょ、白虎は。行きたい場所の1つや2つくらい。」
《トハ言ッテモナァ、オレサン割トババアニ付イテイッタリシテタカラココイラデ知ラナイトコネェンダヨナ。》
「え、そうなの?じゃあ俺より知ってそうだね。」
《タブンナ。ア、ジャアヨジュエルシード探シニ行クッテノハドウダ?イイ暇ツブシニナルゾ、キット。》
「おお!名案だね、じゃあ今日はジュエルシードを見つけに出かけよう。」
《オー!!》
そうして俺と白虎は海鳴町へ散歩、もといジュエルシード探しに出かけるのであった。
海鳴町の木々が生い茂る場所を俺は重点的に探すことにした。草むらに落し物をしやすいという安直な考えだけどそもそもどこに落としたかわからないものを考えて探すほうが間違っているのだと思う。だがしかし、どこに落としたかもわからないジュエルシードはやはりというかなんというか、どこを探しても見つからなか
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