015話
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
んだのならば間違いはないじゃろう。幸せにな」
翌日
「さて本日のバトルに参加するのは一体何方で?」
ポズンの言葉で前に出たのはギンタ、ジャック、スノウ、アルヴィス。だがサイコロによって決められた人数は5人、これでは4人だけだ。
「あのメンバーか」
「4人だ、ドロシーやナナシ、ジークは出ないのか?」
「おい如何したんだよ二人とも」
「今日の試合は5人っすよ!?」
「あたし〜今日は乗り気じゃないのよね〜♪それにジーくんの付き添いもしたいしね」
そういうドロシーの隣には瓦礫を椅子代わりにし、手元には杖を置いているジークの姿がある。既にかなり動ける身体にはなっている物の念には念を入れてという奴である。
「んじゃナナシは?」
「自分はこの子とイチャイチャする日や!」
「昨日頑張れば良いとか言ったの誰だよ……」
「オホン!ジーク心配はないわよ、出ておいで5人目!!」
ベルが指差す先には城の入り口があった、その扉がゆっくりと開いていき暗闇の置くから一人の男が歩いて来ていた。そこから姿を現したのは
「おはよう諸君!」
「あれは、修練の門に無理矢理ぶち込んでくれたおっさんか……!」
どうやら少なからず無理矢理半年も修行させられた事を根に持っているらしいジーク、そして特例としてウォーゲームのテストを受けていないアランの参加が認められた。
「おうジーク、昨日は随分大暴れしたらしいな」
「まあな、少しはしゃいだせいでこの様だ。まあドロシーが傍に居てくれるから役得だと思うさ」
「おうおう惚気てくれるじゃねぇか。まあいい、お前は今回はゆっくり休んでやがれ」
「見学させて貰うよ、負けたらこの前に修練の門に落としてくれた礼を含めて10倍で返すからな」
一応ジークの幻想大剣・天魔失墜の威力を犬の中から見ていた身としては割としゃれにならない事を言われている。改めて本気で勝とうと思いつつウォーゲームの舞台となるフィールドに行くアンダータに包まれるのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ