問題児編 第1章 手紙に誘われ
ギフトカードに写るのは
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な?少なくとも全力で挑めば勝てる相手だった]
[?はい。それは今でも変わらないんじゃ?]
だよな。やっぱりそう思うよな
[俺の目に狂いがないとすればこの状況はおかしい。だって、ここまでの防御は原典のアイアス並、すなわち神話レベルってことだ]
以前、手から離して空中に設置したアイアスはなのはにいとも容易く破られたが、そうでない場合、直接手で支えて真名解放した場合は直射砲程度であれば受け止めるのは余裕だ
[いいか、間違いなく白夜叉の力は制限されてる。それはあいつの中に内在している力とオーラの格が釣り合ってないことから明確だ]
体、というよりも精神系に内在している力と外から見える、威圧感というかオーラのような物は比例関係にある。内在する力が多ければ多いほど威圧感が増していく。威圧感をどうやって測るか、というのは個々人によって異なる。俺は小精霊たちがその人をどれだけ避けているかを基準にしている。そういうものが多ければ多いほど精霊たちはその人を避ける傾向がある。かく言う俺もずっと前に闇精霊使いと全力で戦ったとき精霊たちを一言で引かせられたしな。彼らは力が強いものに対して逆らうことができないという性質を持っているからな
閑話休題
[で、だ。確かに出力制限は入ってるんだろう。一撃一撃がそこまで強くないことからそこは伺える。でも、あの防御膜。あれだけ硬いとすれば常時張っているのにはかなりの魔力、ないしそれに近いものを消費していなきゃ可笑しいんだ。そして、高威力なものを受け止めれば受け止めるほど維持魔力は増えていく。そしたら幾ら何でもそろそろ息の一つも上がってておかしくないと思う]
[でも白夜叉さんは生き生きしてますよ?]
[ああ。俺から見ても向こうは余裕そうだ。とすれば、どこからか力の供給を受けているか。あるいは]
[一定条件下の一時的な強化?]
一番確率が高いのはこの世界自体にギミックがあるということ。よく思い出せ、この世界を展開して確認した時あいつはなんて言った。俺のWこの世界は白夜叉のことを示しているのかWという質問に対して向こうは満点をくれた。白夜と夜叉の性質を司る星霊と俺は言った、だがよく考えてみればこの世界のどこに夜叉の性質が現れている?これの風景が白夜叉の真の根源だとしたら、夜叉の性質は後付けということになる。とすれば、残る性質は太陽だけ...
考察を続け、さらに深いところまで見抜こうとするが
「っ、きます!」
「考え事をする暇なぞ与えんぞ!」
白夜叉がさらに数多の火球をこちらに飛ばしてくる。さらには炎熱レーザーも交えてきた。火球はガトリングのごとくこちらに迫ってきている。魔法で防御する時間はない。ならば
「複製、入手!」
ティア
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