第三十二話 加藤中尉!作者は折り鶴を折れない!!その一
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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第三十二話 加藤中尉!作者は折り鶴を折れない!!
「いきなり今回の種目わかったな」
「折り紙かよ」
「そうよ」
瞬が学校の廊下で二人に言っていた。
「それになったから」
「また作者の思いつきか」
「それでか」
「何か古本屋の今はなきコミックボンボンの単行本でプラモ狂四郎読んでね」
名作である、プラモ同士で戦うという作品だがガンダム以外にもスケールモデルも出て来て非常に面白い。
「それの第二部で折り紙部ってあって」
「それでか」
「折り紙になったのか」
「そうなのよ」
「また変な決定の仕方だな」
「プラモ狂四郎なんて若い読者知らないだろ」
おそらくわかる方は三十代以上である、リアルだと。
「面白い漫画だけれどな」
「コミックボンボン残念だったな」
「コロコロコミックとずっと張り合ってきた凄くいい雑誌だったよ」
「夢があったな」
面白い漫画が非常に多かったのは事実だ、だからこそあのコロコロコミックとも長い間張り合うことが出来たのだ。
「あの雑誌でやってた漫画でか」
「第二部で折り紙部って出て来ててか」
「作者も出してみた」
「そういうことか」
「そう、それで場所はね」
そこはというと。
「舞鶴の赤煉瓦の街でだからな」
「舞鶴!?あの海軍の街か」
「今は海自さんの街だよな」
「いい街よ」
作者も言ったことがあるがかなりいい街である、実際に。
「奇麗でね」
「そうか、じゃあな」
「あそこで戦うんだな、今度は」
「そうなったから、明日果たし状公開するから」
忘れられた設定だ、この作品は常に日帝衆がジャスティスカイザーの二人に果たし状を出してそのうえで戦う作品なのだ。
「いいわね」
「ああ、じゃあな」
「果たし状待ってるからな」
「その時舞鶴でな」
「折り紙勝負だな」
「じゃあ舞鶴に言ってな」
「肉じゃが食うか」
二人は普通に食べもののことも話した。
「それで飲み屋に行って飲みまくって」
「あと舞鶴のお菓子あったら食うか」
「あんた達普通に町の外でも飲んでるわね」
八条学園もある八条町のだ。
「この町は条例で十五歳から飲んでもいいけれど外はアウトでしょ」
「そこ細かいところ気にするなよ」
「この作者の作品では常だろ」
「高校生でも普通に飲んでるだろ」
「作者は煙草は吸わないけれど酒は大好きなんだよ」
だから作中でも誰でも飲んでいるのだ。
「そうしたことは言わない約束でな」
「気にしたら負けなんだよ」
「全く、いい加減な作品ね」
もっと言えばこの作者の作品全体が、というのだ。
「未成年は飲酒駄目でしょうに」
「だからこの
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