第四十七話 神様と仏様その十二
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来た。
「出ましょう」
「はい、それじゃあ」
「まだ時間ありますか?」
穏やかな声で僕に声をかけてくれた。
「若しよかったら」
「神社まで、ですか」
「行かれますか」
「そうですね、まだ時間がありますし」
僕はピアノ部の部室の時計の時間を見てから早百合先輩に答えた。
「お願い出来ますか」
「それでは」
こうしてだった、僕はこの日も神社に行くことになった。けれど一緒に行く人は別の人だった。同じ女の人でも。
第四十七話 完
2015・6・10
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