暁 〜小説投稿サイト〜
八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
第四十七話 神様と仏様その十二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
来た。
「出ましょう」
「はい、それじゃあ」
「まだ時間ありますか?」
 穏やかな声で僕に声をかけてくれた。
「若しよかったら」
「神社まで、ですか」
「行かれますか」
「そうですね、まだ時間がありますし」
 僕はピアノ部の部室の時計の時間を見てから早百合先輩に答えた。
「お願い出来ますか」
「それでは」
 こうしてだった、僕はこの日も神社に行くことになった。けれど一緒に行く人は別の人だった。同じ女の人でも。


第四十七話   完


                     2015・6・10
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ