第33話 翡翠の守護者、過去を語る
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やり取りの後、千鶴は何か思い出したのか土方にある物を渡した
「あ、そうだ。土方さん、何か土方さん宛ての手紙が届いてます」
「手紙だと?」
東京都某所 桐ケ谷家…
「お兄ちゃ〜ん、電話が鳴ってるよ〜!」
「ハイハイ、今出るよ!」
そう言ってキリトこと和人は自分のスマホを取った
「もしもし?」
『やぁキリト君!久しぶりだね?』
「なんだ、菊岡さんかよ…何の用だ?」
『つれないな〜僕と君の仲じゃないか』
「アンタとは良い仲になった覚えは無いんだが?」
『まぁそう言わないでよ。ちょっと君に相談があって電話したんだ』
「相談?」
『そう、相談…』
リディアン音楽院の中庭……
「ク〜リスちゃ〜ん!」
「フンッ!!」
「アダっ!!痛いよ〜クリスちゃん…」
「痛くしてんだから当たり前だろ?」
「あう〜〜〜…」
そんな暖かな平和な日常を送っている少女たちが居た。そのうちの1人の茶髪の少女の名は“立花 響”……3ヶ月前の“ルナアタック”…数週間前、世界を巻き込んだ“フロンティア事変”を見事解決して見せた少女たちの1人であり、世界でも極少数の聖遺物の適合者…“撃槍ガングニール”を纏うシンフォギア装者の1人。
もう1人の銀髪の少女は“雪音 クリス”……“ルナアタック”時は響と敵対していたが後に和解し、“ルナアタック”、“フロンティア事変”を響と共に事件解決に貢献した聖遺物の適合者…“魔弓イチイバル”を纏うシンフォギア装者の1人。
「ほら、おバカな事やってないで早く学校に行こ?」
「未来〜〜〜……」
響に手を差し伸べる黒髪の少女の名は“小日向 未来”……響の幼馴染であり親友の少女であり、“フロンティア事変”の際、一時響と敵対したが、互いに向き合うことで2人の友情は更に強くなり、より強い絆が結ばれた。
そんなじゃれ合いが続く中、クリスが何か思い出したかのように2人に話しかけた
「そうだお前ら、授業あと『本部に来い』ってオッサンが言ってたから、ちゃんと来いよ?」
「師匠が?」
「なんだろう?」
「さあな……また“フロンティア”みたいな騒動はゴメンなんだけどな……」
そう言いながらクリス達はリディアンに入り、何時もの日常お送ろうとしていた。
だが彼女達は知らなかった。それぞれ全く知らない場所でそれぞれの名のある少年少女たちが招集されていることを……
迫りくる脅威が集結しつつあるが、それに立ち向かう戦士達も集結しつつあった
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