第33話 翡翠の守護者、過去を語る
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場所は日本、海鳴市…3か月ほど前、この街で人知れず裏側でとんでもない事件が起きていた。
J・S事件………又は P・T事件………後にそう呼ばれる事件はジュエルシードというあらゆる願いを叶えると云われているロストロギアを巡る事件が起きていた。
そのロストロギアは下手をすれば、街どころか世界そのものが消滅する可能性があった。そんな事件を見事解決したのは現役の管理局の魔導師ではなく、一般家庭に生まれた“高町なのは”という小学3年生の少女だった。その他にも“ユーノ・スクライア”という異なる次元からやって来た金髪の少年。この地球に辿り着く当初はジュエルシードを回収する際、魔力を消費し、酷く衰弱していたので偶然出会った なのは に匿ってもらい、事なきを得た。
その後、ユーノはなのはと協力し、ジュエルシードの回収を再開するがそこで“フェイト・テスタロッサ”という少女と出会い、ジュエルシードを巡って戦うことになるが、後で駆けつけた時空管理局と更なる協力を得たことで事件解決まであと一歩と迫っていたがフェイトの母親…“プレシア・テスタロッサ”の登場で状況は一変。
プレシア曰く、『アルハザードは実在する』と断言し、少数のジュエルシードを使い、アルハザードへ旅立つために次元の壁を破壊したが、フェイトの思いをぶつけられ、かつてある実験の犠牲にされた娘…“アリシア・テスタロッサ”とのかつての約束を思い出した。
そしてプレシアは自身の行いに罪を感じ、アリシアの遺体が収められているカプセルと共に次元の狭間にのまれ、姿を消した。
これによって事件は無事解決の方へ進み、フェイトは使い魔の“アルフ”と共に裁判を受ける事になるが状況が特殊なため、罪は軽減されることになり、その証人としてユーノも同席した。
これはそんなユーノ達が裁判を終わらせ、久しぶりになのはと再会するために現在乗っている戦艦…“アースラ”に置いている荷物の準備をしている時だった
―――コツン……ッ―――
ユーノの荷物から真珠の様な白い輝きを放つ、一部欠けたペンダントが零れ落ちた。それをフェイトが拾い
「ユーノ、荷物から何か落ちたよ?」
「ん?ああゴメン…ありがとうフェイト」
そう言ってユーノはフェイトから白いペンダントを受け取ると彼の表情は少し曇った様な……浮かない顔になっていた
それに何か感じたのかアルフは茶化すように尋ねた
「ユ〜ノ〜もしかしてそれ、女の子からのプレゼントかい?」
「うん………半分正解だよ」
「なんだい!アタシてっきり なのはにゾッコンかと思ったら彼女がいたのかよ!で?誰からのプレゼントなんだよ?」
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