第1話「はじまり」
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金庫のロックを外し、開けてみる。
「...うん。待てやこら。」
中身はどこかで見たことのある箱。...なんで銃弾がここにあるんだよ!?しかも色んな種類があるし...。
「親父...なんつーもんを家に置いてあるんだよ...。」
今回はそのおかげで助かったけどな...。
「...あれ?肝心の銃がないけど...まさか隣の扉か?」
金庫の中にある鍵と、まさにそれで開けるためにあるんだと言わんばかりの隣の棚。
「やっぱりこれか。しかも種類が豊富だな。おい。」
棚を開けて中を確認する。ハンドガンにショットガン、アサルトライフルもある。
「さすがにこの量を持つことはできないな...。」
俺が扱える銃もハンドガン程度だし。
...え?なんで扱えるかって?ハワイで親父に習った。
「とりあえずハンドガン二丁と...弾薬はこれぐらいだな。」
親父に対して色々と思う事があるけどこれで強力な武器が手に入った。
「...接近された時のための武器も欲しいな...。」
棚の鍵が必要ない引き出しがあり、それを開けると...。
「...サバイバルナイフ...砥石付きか。」
一体親父は何を想定してこんなもん入れてるんだよ...。
「これも二つと...砥石も持っていくか。」
砥石と片方のナイフを入れ、もう一つは腰に付ける。ハンドガンも同じだ。
「...できれば、他の銃も持っていきたいが...。」
アサルトライフルとかショットガンは使いこなせないし、強いて言えば安全な所でスナイパーライフルを使えればいいんだが...。
「...ま、振り回せば牽制にもなるし持っていくか。」
スナイパーライフルとその弾薬も持っていくことにした。
「あ、でも街中で銃なんか使ったらそこら中から襲ってくるんじゃ...。」
音を抑えれないか?...確かサプレッサーだったか?
「...って、あるじゃん。」
しかも大量。とりあえず、いくつか持っていくか。
「...これで必要な物は揃ったか?」
災害用の道具一式に、武器一式。その他必要そうな物。...うん大丈夫だな。
「できれば拠点を作って行き来したいがな...。」
この家は武器が豊富すぎるから出るのが惜しいんだが...。
「ああもう、決めたからには行くか!」
とにかく、まずは安全確認をしてから外に出るぞ。
「...っと、一応両親が戻ってきた時のために置手紙を...。」
父さんはまず死なないだろうし、母さんもきっと無事だと祈り、置手紙を書いてリビングのテーブルに置いておく。...シャッターで暗くて
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