暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico35カウントダウン〜Overture to Ruin〜
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はやての質問にそう答えた俺は、小首を傾げるみんなの間にあるテーブル上に1枚のモニターを展開。表示されているのは次元世界の座標。そしてある世界の座標横に1つの光点があり、そこからまた別の世界の座標へと光点が移って行き・・・止まった。
『これは・・・?』
「シュヴァリエルに発信器・・・のような魔術を仕掛けておきました。奴の居所はモニターに映っている通りです」
みんなが絶句する中、俺は小さくほくそ笑んだ。してやったりだ、シュヴァリエル、ざまぁみろ、と。そんな俺に気付いたのか「そういうわけだったのね」とシャルロッテが呆れ気味に笑った。彼女は俺の独り言を聴いていたようだしな。俺は「まあな」って微笑み返し。
『この座標・・・。現在、局では認知してないものな気が・・・。少し待って』
別モニターのフィレスが何やら調べものを始めて、『やっぱり。この座標は局でまだ認知していない、新たな次元世界・・・!』そう言った。リンドヴルムの本拠地がこれまで管理局に発見されなかった理由がそれだった。管理局の調査範囲に届いていなかった。だが、とうとうその尻尾を掴んでやった。そう思ったんだが・・・
『これは厄介な・・・』
フィレスが苦い顔をしたため「厄介って、どういう・・・?」すずかが率先して訊いた。返ってきたのは、「発見されたばかりの世界への渡航は、次元航行部の上層部の許可が要るのよ」という、手続きにどれだけ時間が掛かるか判らないような答えだった。通夜みたいな沈痛な重さが部屋に充満した。
『とは言え、下手をすれば次元世界の存続が危ぶまれるような事態になりかねない本件だから、なんとか手続きを簡略してもらうように頼み込んでみる。少し時間をちょうだい』
そうしてフィレスとの通信が切れる。静寂に包まれる室内の中、「私も一旦オチるね。イリス、交代」シャルロッテがそう言って目を瞑り、トサッとソファに座った。そして「状況はあんまり良くないんだね」シャルの人格へと戻った。
「ケリオン君・・・。早く助けに行かないといけないのに・・・」
「すずかちゃん・・・」
泣き始めるすずかにはやて達が歩み寄って慰める。俺はみんなに「少し席を外すよ」一言断りを入れてから退室。いつ呼ばれても良いようにするためか、シャルの家に使えている双子メイドのルーツィアとルーツィエが廊下で待機していて、部屋から出てきた俺に「ルシル君、どうしたの?」と、子供相手にする優しいお姉さん口調で声を掛けてきた。
「(落ち着いて通信したいしな・・・。なら)お手洗いへ行こうかと」
「ルーツィエ。案内してあげて」
「あいあい! ルシル君、こちらですよ〜♪」
断りを入れる前に妹のルーツィエに手を引っ張られ始めてしまった。しょうがなく手を引かれるままに絨毯の敷
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