―真実を語る者の謎―
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ドロー!」
十代のフィールドにはリバースカードが一枚、ミスターTのフィールドには攻撃力2100にまで成長した《No.96 ブラック・ミスト》に、No.に耐性を与える永続罠《ナンバーズ・ウォール》。ブラック・ミストのオーバーレイ・ユニットは一つ残っており、その効果はまだ使用可能なのだろう。
そのオーバーレイ・ユニットの件も含めて、まだまだ余裕があるようにも感じるミスターTに対し、十代が打つ新たな一手は。
「通常魔法《コンバート・コンタクト》を発動! 自分のフィールドにモンスターがいない時、デッキと手札から一枚ずつネオスペーシアンを墓地に送ることで、カードを二枚ドローする!」
E・HEROではなく十代の使用するもう一つのカテゴリー、ネオスペーシアン。そのサポートカードである《コンバート・コンタクト》により、手札を交換しつつ十代の反撃が始まる。
「オレは《N・グロー・モス》を召喚し、魔法カード《NEX》を発動!」
召喚されるはネオスをサポートする仲間、ネオスペーシアンの一員であるグロー・モス。さらにネオスペーシアンを進化させる魔法カード《NEX》を発動し、グロー・モスは進化を果たしフィールドに現れる。《N・ティンクル・モス》――
「バトル! ティンクル・モスでブラック・ミストに攻撃! ティンクル・フラッシュ!」
「…………」
攻撃力は僅か500ながら、ティンクル・モスは果敢にも成長したブラック・ミストへと挑んでいく。ミスターTもその戦闘に対してはブラック・ミストの効果は使わないでいると、ティンクル・モスの頭部が三色に光り出す。
「攻撃する時、ティンクル・モスの効果発動。シグナルチェック!」
赤、青、黄色。三色に輝いていたティンクル・モスの光は、十代がカードをドローすることによって決定する。ティンクル・モスは戦闘時にカードを一枚ドローし、そのドローしたカードの種類によって効果が決定する。
「オレが引いたのは魔法カード。よってティンクル・モスの攻撃は、ダイレクトアタックになる! いけ、ティンクル・モス!」
ミスターTLP4000→3500
十代が魔法カード《スペーシア・ギフト》を引き当てたことにより、ティンクル・モスの頭部は青色に光り出し、ダイレクトアタック効果を得る。光の槍を生み出しミスターTにぶつけるものの、その攻撃力からではダメージも微々たるものだった。
「メインフェイズ2、オレは今引いた《スペーシア・ギフト》を発動! フィールドのネオスペーシアンの数だけ、よって二枚ドロー!」
さらにティンクル・モスの効果でドローした、《スペーシア・ギフト》を発動してさらにドローする。フィールドのネオスペーシアンの数だけドローする魔法カードであり、グロー・モスの進化
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