―真実を語る者の謎―
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回復したミスターTと、ビートバーンでライフを削られ続けた十代。そのライフポイントの差は歴然であり、歴然であれば歴然であるほど、エアー・ネオスはその攻撃力を上げていく。
その差分、4700。よってエアー・ネオスの攻撃力は、ソウル・マリオネッターの攻撃力を軽々と越え――7200。
「バトル! エアー・ネオスでソウル・マリオネッターに攻撃! スカイリップ・ウィング!」
エアー・ネオスの翼による強烈な一撃が、先のストーム・ネオスの効果によってブラック・ミストを失った、直にソウル・マリオネッターに炸裂する。ソウル・マリオネッターは一撃で消し飛び、その衝撃波はカマイタチとなって無防備なミスターTに襲いかかる。
「ぐううっ!」
ミスターTLP5100→900
ミスターTのライフポイントが一瞬にして削られていき、ブラック・ミストを装備していないソウル・マリオネッターは、あっさりとエアー・ネオスに破壊されていく。……そしてまだ十代のフィールドには、攻撃していないモンスターが残っている。
「トドメだ! ブラック・パンサーでダイレクトアタック! ダーク・クロー!」
「――――!」
ミスターTLP900→0
ブラック・パンサーの一撃がミスターTに炸裂し、そのライフポイントが消え去るとともに、ミスターTの姿自体も消えていく。そこにはカードが一枚だけ――《No.96 ブラック・ミスト》のカードだけが残されており、デュエルの後は不気味なまでの静寂だけが残されていた。
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