『月』
[8]前話 [2]次話
ほら、あの時の月を思い返してみて。
蒼白く美しかった、あの時の月を...
静かな水面に揺らめいてた、あの時の月を...
闇夜に淋しそうに浮かんでいた、あの時の月を...
あの時に誓った、強く深い祈り、勿論忘れてなどない。
けれど、痛みは何故こうも虚しく深まるばかりなのか...
そんなことより、もっと大事な事があるでしょって、僕は僕に言い聞かすんだ。
それでも此は自分の問題だからって、解決はしなきゃいけないって...
ほら、あの時の月を...
もう一度、もう一度...
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ