第2話 次元世界と言う存在
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てら他の奴らにもやるか。】
そう言うとレインカネーターは別の男性局員へと近付いて行く。
「させるか!!」
俺はダメージを負った身体にムチを打って立ち上がり。レインカネーターにタックルを食らわせる。
【ええい!まだ動けたのか!】
「ああ!好き勝手させてたまるか!!」
俺はハードシューターで奴を攻撃する。だが、局員の攻撃と同じように葉っぱ傘で防がれてしまった。
「なら、こいつはどうだ!!」
今度はネプセイガーを抜いて突撃した。すると、レインカネーターは自分に生えた長い先の尖った葉を引き抜いてネプセイガーを受け止めた。そのまま、ネプセイガーと葉っぱでちゃんばらになる。だがやがて、ダメージを負っている俺の方が押され始めた。
【おらあ!!】
「ぐあっ!」
そして、俺はついに弾き飛ばされてしまう。
【さあ、そろそろ終わりにするか。】
そう言ってレインカネーターは倒れた俺に近付いて来る。だがその時、俺の背後に光る魔法陣が姿を現した。さらにそこから新たな局員達が現れる。
【増援か。もう少し実験したかったが、“庭”のモンは“収穫”し切ったし、ここは引くとしよう。】
そう言うとレインカネーターは肩に生えた葉っぱを掴むと引っこ抜いた。葉の下からはまず顔のようなものが現れ、その下から人間の胴体と手足を思わせる根っこが現れる。
《オギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!》
そして、その植物は大声で泣き始めた。俺と局員達は耳を塞ぐが、物凄い音量のせいで意味が無い。その間にレインカネーターは逃げて行った。
「た、ただいま。」
「兄さん!大丈夫ですか!?」
フラフラの状態で基地に戻って来た俺に海里が駆け寄って来た。
レインカネーターが逃げた後、俺は管理局に捕まりそうになった。ダメージのせいで全く動けなかったが、ネプテューヌに無理矢理身体を動かされたおかげで逃げ切る事が出来た。
「全然大丈夫じゃない。だからちょっと休ませてくれ。」
「分かった。状況はネプテューヌから聞くから、君は休んでいてくれ。」
先輩はそう言って何処からか取り出したリモコンのボタンを押すと、壁の一部が開き、そこからベッドが出て来た。
「それじゃあ、お言葉に甘えて・・・」
俺はベッドにぐでーっと寝転がった。
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海が寝転がったのを確認した私は早速ネプテューヌに今回のレインカネーターについて聞いた。
「見て貰った方が早いから、ちょっと待ってて。」
すると、ネプテューヌはベルトモードになり、基地のコンピューターと接続した。すると、モニターに一体の怪
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