第2話 次元世界と言う存在
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色いボディに色んな種類の植物を生やした姿をしている。
『あれがレインカネーターよ。』
「見れば分かるけど、何であんな事をしているんだ?」
植物系と思われるレインカネーターはひたすら物を壊すだけで、その周りで逃げ惑う人には全く見向きもしない。今までのレインカネーターとは明らかに違っていた。まあ、それでも俺のやる事は変わらないけどな。
「そこまでだ!」
俺はお約束の台詞と共にレインカネーターの前に躍り出た。
【何だお前は?】
「仮面ライダーゲイム。お前を倒しにわざわざ次元を越えて来たんだぜ。」
【仮面ライダーだと?時空管理局の前に変な奴が来てしまったな。】
「時空管理局?」
『簡単に言えば、こっちの警察的な組織よ。』
俺がレインカネーターの口から出た単語に首を傾げていると、ネプテューヌが説明してくれた。
【まあいい。管理局が来るまで付き合ってもらうぞ!!】
レインカネーターが身体に生えたハエトリ草みたいな植物を伸ばし、俺の腕に噛みつかせて来る。さらにそのまま蔓を引っ張って俺を引き寄せようとした。
「させるか!」
だが、俺はネプセイガーで蔓を切った。
【ならこいつはどうだ!!】
すると、今度はウツボカズラみたいな植物の口から毒々しい色の液体を飛ばして来た。嫌な予感がした俺は横に飛んでそれを避ける。すると、俺の居た位置の後ろにある建物の壁にその液が当たり、壁がドロドロに溶けた。やっぱこれ溶解液だったか!
「あっぶねえ!」
【お次はこれだ!】
俺が溶解液の威力に驚いていると、レインカネーターは自分に生えた植物の1つになった木の実をもいで俺に投げ付けて来た。さっきの溶解液からして、ただの木の実じゃないと感じた俺はネプセイガーの峰で弾き飛ばした。木の実は俺から見て右の地面に落ちて爆発する。俺は爆発に巻き込まれなかったのでホッとした。だが次の瞬間、爆発の中から無数の黒い粒がマシンガンの弾のように飛び出して来て俺の全身を叩いた。
「ぐあああああああああ!?」
【どうだ?俺の実の種の味は?】
種?そうか、これは木の実の種なのか。って、関心してる場合じゃない!意外とダメージがでかくて動けないぞ!!
俺がそう考えながら何とか立ち上がろうとする。その時、上からヘリコプターの音が聞こえた。
「何だ?」
俺が空を見上げると、そこでは1機の輸送ヘリがホバリングしていた。そして、後部ハッチが開いて揃いのローブのような服を着て、メカニカルな杖を持った複数の男女が降下して来る。
「ネプテューヌ。もしかして、あれが時空管理局か?」
『そうよ。』
「何か、魔法使いみたいだな。」
『それはそうよ。魔法使いだもの。言ったでしょう、
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