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仮面ライダーゲイム
第2話 次元世界と言う存在
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ですけど、どこですか?」

「次元世界だ。」

「は?」

「ふむ。こう言っても分からないか。分かりやすく言うと、異世界だ。」

「ちょっと待って下さい先輩!異世界ってどう言う事ですか!?」

「まあ、確かに本来他の世界は他の仮面ライダーの担当だ。」

「へ?他の世界?」

「あれ?言って無かったか?」

「聞いてませんよ!!」

ホント、この人は後出しで驚愕の事実を出して来るんだからもう・・・

「では、この機会に説明しよう。世界と言うのは1つではなく、無数に存在し、それらを多くの神々が存在する。そしてレインカネーターは好みの少女が居る世界へとやって来るのだ。そして、それぞれの世界にはそんなレインカネーターに対抗すべく、ネプテューヌのような存在が配備されている。」

「それじゃあ、何で俺が異世界のレインカネーターを倒しに行かなきゃいけないんですか?」

「時折、複数の世界が集まって1つの世界になっている世界があるんだ。例えば、人間界と魔界みたいな感じにな。」

「つまり、俺達の世界もそうだと?」

「ああ。だが、我らの世界はかなり特殊でな。大抵の場合はせいぜい2〜3個の世界が集合しているのに対し、この世界は無限に近い数の世界が集合している。」

「はあ!?」

ちょっと待ってくれ!それじゃあ俺はその無限に近い数の世界を守らなきゃいけないって事か!?

「とは言っても、レインカネーターが把握している世界はそのうちのほんの一握りだ。」

良かった〜。それなら少しは気が楽になる。
そんな風に俺がホッとしていると、海里が先輩に聞いた。

「待って下さい。」

「どうしたかね、海里君。」

「何故、岡部さんはそのような事を知っているんですか?」

「ふっ、決まっている。それは私が狂気の魔導師、朱雀院狂三だからだ!!!」

「ふざけないで下さい!!」

いつも通りの調子で答える先輩に海里が食ってかかる。その時、ネプテューヌが言った。

「ねえ、いまはそれよりも出撃した方がいいんじゃないの?」

「あ、そうだ!でも、異世界なんてどうやって行けば・・・」

「安心しろ。その為のハードジェッターだ。」

その為って、まさか・・・

「ハードジェッターには次元航行機能、つまり異世界に行く事が出来る機能がある!」

「そう言う事ですか・・・」

「そんじゃ、行くよ!」

俺がため息をついていると、ネプテューヌがベルトになって俺の腰に巻き付いた。

「それじゃあ、本日2回目の変身と行きますか。」

俺はメモリークリスタルを手に取ると、バックルに差し込んで叫んだ。

「変身!!」

『刮目せよ!!』

俺は仮面ライダーゲイムへ変身する
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