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仮面ライダーゲイム
第2話 次元世界と言う存在
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が叫ぶと、少年はキャンプの方に走って逃げて行った。

【邪魔をするな!仮面ライダー!!】

ガーデンはハエトリ草を伸ばして攻撃して来るが、俺はネプセイガーで弾く。

「一応聞くが、何であの少年を女の子にしようとしたんだ?」

【決まっている!あの子を他のレインカネーターから守る為だ!!】

「は?」

女の子にする事が守る為って、どう言う事だ?

【レインカネーターの多くは深く物事を考えない愚か者ばかりだ!そいつらは彼の存在の有用性や必要性を理解せず、存在を消そうとするだろう。だが、俺はそのような蛮行は認められなかった。だから俺は彼が消されないようにする方法を考えた!】

「それが、女の子にするって事か?」

【ああ。美少女至上主義の連中なら、彼が女になれば受け入れ、その存在意義を認めると考えたんだ!!】

「成る程・・・よく分かったぜ。お前の根本がお前の言う愚か者と一緒だって事がな!!」

【何だと!?】

「あの子を守りたいのなら、あの子を狙うレインカネーターと戦えば良かった筈だ!でも、それをしなかったのはお前がやりたい事はあの子を守る事じゃなくて、自分の考えを他の奴らに押し付けたいからだ!」

【黙れ!!】

ガーデンはハエトリ草以外にも、手裏剣みたいな葉っぱを飛ばしたり、棘の生えた木の実を投げて来る。俺はそれを必死にネプセイガーで弾いた。

「おいおい!前より植物のレパートリーが増えて無いか!?」

【当たり前だ!この前の戦いで足りなくなったから、増やしたんだからな!!】

だが、ネプセイガーで攻撃を弾きまくっているおかげでエグゼドライブゲージが大分溜まってきた。だからエグゼドライブを叩き込んで一気に決めたい所だが、あいつの体に生えた植物が邪魔で近付け無い。どうすりゃいいんだ!?
そんな風に俺が焦っていると、ネプテューヌが言った。

『落ち着いて、海。こう言う時は奴の身体の植物を焼き払ってしまえばいいの。』

「それはそうだけどさ、どうすればそんな事が出来んだ?」

『そうね。ひとまず物陰に隠れてちょうだい。』

「分かった。お前を信じるとするよ。」

俺はネプテューヌの言う通り一度下がって物陰に身を隠した。

「で、後はどうするんだ?」

『ハードシューターをレーザーポインターモードにしてあいつに照射して。』

「レーザーポインターモード?これか?」

俺は物陰から覗き込みながらハードシューターのレーザー光をガーデンに当てる。だが、こんな事をして何になるんだ?
疑問を感じていると、上空で轟音が響いた。

「ハードジェッター!何で!?」

見上げると、ハードジェッターが勝手に飛んで来た。そして、ガーデンの真上まで来ると、何かをガーデンの
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