0.プロローグ
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「いつだっけ。」
「10月12日。」
「おい、マジで行くのかよ。」
「行くに決まってんだろ。」
一枚の地図を眺めながら一人、〔宗太〕が呟いた。確かに、普通は行かないな。
「死んだやつ何人もいんだぞ、それでもお前…」
「行けばわかる。そんなの嘘だし、そん中に奴がいんのは事実だから。」
信じられねぇ、何で行くんだなどとぶつぶつ言いながら、宗太はやっと一つだけ意見を出した。
「なぁ、死んでるってのがデマなら、奴がいるってのもデマじゃあないのか?」
そうかも。と思ってしまった。
が、ここで引き下がんのもどうかと思った。
「だから、俺らが証明しに行くんだろ。」
「・・・なるほどなぁ」
ここは宗太の家。
ここで宗太と一緒に、ある計画を練っていた。
けど、それはまだ素人の意見であり、何の役にも立たずに・・・
『10月12日。』
「はぁ・・・はぁ・・・!おい、宗太、どこにいんだ?」
(見ツカル、殺サレルゾ)
「どこか、隠れる場所とか・・・!」
(逃ゲテ、早ク外二出ナイト)
「ったく!出口どこなんだよ!」
(モウ近ク二イル)
「あ・・・足音?」
(ソレヨリモ近ク・・・)
「・・・?」
(スグ・・・後ロニ・・・)
「っ!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
(消エタ。何モカモ。)
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